SUV風な三菱 新型「エクスパンダークロス」登場! 元祖SUV風ミニバン「デリカD:5」との違いとは
元祖SUV風ミニバンの「デリカD:5」とは?
対する現行デリカD:5は、5代目モデルとして2007年にデビューし、現時点で発売開始から約12年を迎えています。2019年2月には、従来の外観デザインや走行性能を大幅に向上させるビッグマイナーチェンジをおこない、さらなる進化を遂げました。
デリカD:5のボディサイズは、新型エクスパンダークロスより300mm長い、全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mmです。最低地上高はエクスパンダークロスより40mm低い185mmとっています。室内レイアウトは、3列シートの7人乗り/8人乗りが設定されています。
2019年2月におこなわれたビッグマイナーチェンジの目玉といえる変更点は、フロントフェイスのデザインです。2006年の登場から基本デザインを維持してきましたが、今回のビッグマイナーチェンジでフェイスを大幅に変更。内装もパネル自体を新しくして、上質感を高めるようなデザインに改良されています。
ユーザーから要望が多かった三菱の予防安全技術「e-Assist」を新規採用し、衝突被害軽減ブレーキシステムや後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)などの装備を追加することで安全性を向上。
ボディタイプは、標準車のデリカD:5と派生車のデリカD:5 アーバンギアという2タイプを設定。パワートレインは、2.2リッターディーゼルエンジンに新開発8速ATを組み合わせた仕様のみの展開で、従来設定されていたガソリンエンジンモデルは旧型車のラインナップとして販売を継続されます。
三菱は、ビッグマイナーチェンジを遂げたデリカD:5について、次のように話します。
「デリカD:5は、『さまざまな道路状況において、乗員や荷物を目的地まで確実に運ぶクルマ』という、歴代『デリカ』の商品コンセプトを継承し、低速から力強いトルクを発揮するクリーンディーゼルエンジンや、三菱が培ってきた4WD技術、特徴的なフォルムなどによる圧倒的な走破性能に加え、最新の予防安全技術を採用したオールラウンドミニバンです。
新しいデリカD:5を通して、お客さまの行動範囲を拡げ、家族や仲間と楽しく過ごすレジャーシーンや時間を創出します」
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最近の日本市場では、ミニバンにSUVのテイストを盛り込んだモデルとして、トヨタ「シエンタG“GLAMPER”」やホンダ「フリード クロスター」が人気です。
シエンタやフリードもエクスパンダークロス同様に、扱いやすいボディサイズで多人数乗車できるコンパクトミニバンとなり、日本でエクスパンダークロスが導入されれば、注目度抜群の1台になるかもしれません。
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