1980年代ネオクラシックが魅力的! 手が届きやすい旧車5選

近年注目を浴びている1980年代の「ネオクラシック」と呼ばれるクルマがありますが、価格が高騰してなかなか手が出せません。しかし、なかには常識的な価格で狙えるモデルもあります。そこで、比較的安価でカクカクしたボディの旧車にスポットライトをあて、5車種ピックアップして紹介します。

現代のクルマにはない個性が、手の届きやすい価格でゲットできる!?

 現在、1980年代から1990年代のクルマの価格が高騰しています。とくにスポーティモデルは、新車価格を上まわる価格で取引されているケースもあります。

 しかし、それほど価格高騰せずに、常識的な相場で取引されている旧車があり、なかには、いまでは見られなくなった魅力的なデザインのモデルもあります。

 そこで、旧車のなかから手が届きやすい価格で、個性的なデザインのモデルを5車種ピックアップして紹介します。

●三菱「パジェロ」

初代「パジェロ」は狙い目だが登録には注意!
初代「パジェロ」は狙い目だが登録には注意!

 アメリカのウィリス社から「ジープ」のライセンスを得てノックダウン生産していた三菱が、ジープの走破性をもっと気軽に乗用車感覚で楽しめるようにと、1982年に発売したクロスカントリー車が「パジェロ」です。

 発売当初は貨物登録のメタルトップとキャンバストップのバンのみの設定で、乗用登録のメタルトップワゴンや4ドアのロングボディは1年遅れて登場します。

 乗用車感覚とはいっても、ジープのノウハウを持つ三菱が開発したため、ラダーフレームや副変速機を備えるパートタイム4WDを採用するなど、高い悪路走破性能を誇っていました。

 1983年に、1万km以上の長距離を走破するパリ-ダカール・ラリー参戦すると、市販車無改造部門でデビューウィンを飾り実力の高さを証明します。

 搭載されたエンジンは、当初は2リッターのガソリンと、2.3リッターのディーゼル、同ターボの3種でしたが、マイナーチェンジを重ね、最終的にはガソリンは3リッターV6に、ディーゼルは2.5リッターと同ターボへと進化。現在中古車で残っているのは、最終型がほとんどになっています。

 中古車の流通台数は爆発的なヒットとなった2代目よりは少なめですが、極端に走行距離が少ない物件を除けば、相場は70万円から100万円が平均的なところです。

 なお、東京都や大阪府など一部地域では、この年式の貨物車は登録できない(排出ガス対策が必要)こともあるので、注意してください。

●スズキ「ジムニー」

2代目「ジムニー」なら中古車物件も豊富で価格も手ごろ
2代目「ジムニー」なら中古車物件も豊富で価格も手ごろ

 2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジをおこない、いまも納車が1年待ちといわれる新型ジムニーは、スクエアなデザインが特徴的です。

 この新型ジムニーのスタイルは初代や2代目をオマージュしており、実際に2代目ジムニーはいまだに人気があります。

 1981年から1998年まで長期にわたり生産されていたこともあり、初期モデルと末期モデルは大きく異なります。おおまかに見て4世代が存在し、細かく見ると9つに分類することができます。

 大別すると、初期モデルは550ccの2サイクルエンジンを搭載し、第2世代では550ccの4サイクルエンジンに切り替わります。

 第3世代では法改正にあわせて660ccへと排気量がアップし、最終の第4世代ではライバルの三菱「パジェロミニ」に対抗するため快適性を向上し、貨物登録から乗用登録中心のラインナップに変更されているのが特徴です。

 軽自動車ながら本格オフロード4WDということで安定した需要があり、ほかの軽自動車では廃車になっているような年式の中古車も普通に取り引きされています。

 そのため流通台数が多く、需要の割に相場は安めで安定。10万円台の物件も少なくなく、最終型でさえ50万円から80万円が中心価格帯です。

●日産「セドリック/グロリア ワゴン」

形はクラシックながら高年式もある「セドリック/グロリア ワゴン」
形はクラシックながら高年式もある「セドリック/グロリア ワゴン」

 かつて、日産の高級車といえば「セドリック」と「グロリア」(以下、セド・グロ)という兄弟車があり、この2台にはステーションワゴンと貨物車のバンがラインナップされていました。このワゴンとバンの最終モデルが1983年にデビューしたY30型です。

 ワゴンには2リッターターボや3リッターなどの高性能エンジンは搭載されず、必要十分とされる2リッターV型6気筒ガソリンと2リッター直列4気筒ガソリン、2.8リッター直列6気筒ディーゼルが設定されました。

 当時、フルモデルチェンジのサイクルは4年で、セダンとハードトップは1987年に一新されましたが、ワゴンとバンはフルモデルチェンジすることなく、15年以上も生産が継続されました。

 したがって、同型のセダンやハードトップより中古車の流通量が多く、年式が新しい分だけ程度が良い中古車も見つかりやすいでしょう。

 モデル末期となる1990年代後半は曲線を多用したスタイルのクルマが多かったこともあり、Y30型セド・グロはアンチテーゼ的に注目され、中古車価格は高値安定の傾向でした。

 しかし、さすがに古くなったこともあり、昨今は安価な中古車が増加中です。

 ただし、フロントベンチシート&コラムシフト(AT)の組み合わせは比較的人気があり、いつ相場が高騰してもおかしくありません。

【画像】プレミアがつく前に急げ!まだ間に合うネオクラシックカー(22枚)

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コメント

1件のコメント

  1. セドグロの場合は130型からY30までは積載取りにサスを共通化しやすかったこととY31以降の独立サスペンションの組分けの都合でY30の生産が継続されたのではないかな?
    Y31型のタクシーとて生産拠点を平塚市の日産車体に移すなどY32時代でも生産されたからね。て言うか生産止めたの最近じゃないか?VQエンジン専用の福島いわき工場などVQ全盛でもセドグロではVG30EとVQ30DEを選べた年式もあったしね
    皮肉なことにVQよりVGのほうがトルクが太く扱いやすかったのを覚えてるな
    同じく後期のセドグロワゴンとバンもLD28からRD28に変換されて165の最高速を誇る快速ディーゼルでしたね。
    スカイラインにおいても牙を抜かれたGT?みたいな記事があったがLD28もRD28も立派にGTなんだけどね