規格外の「スープラ」が世界初公開! TRD米国40周年を祝う3000GTコンセプトとはどんなクルマ?

米国SEMAショー2019のトヨタブースでは、TRDがアメリカでの販売を開始して40年となる節目の年を記念してトヨタ「スープラ」ばかりとなりました。なかでも注目なのが、世界初公開されたTRD「GR Supra 3000GT CONCEPT」です。従来のスープラとは何が違うのでしょうか。

もう1台のTRDモデルは「GR Supra Performance Line CONCEPT」

 TRDはもう1台のコンセプトモデルを発表しました。先に紹介した3000GTコンセプトは今のところ、日本での販売や、日本最大のカスタムショー「東京オートサロン」などへの出展も予定されていません。

 しかし、「GR Supra Performance Line CONCEPT」に装着されたパーツは米国や日本での販売を予定しています。

パーツの市販化が予定されているGR_Supra_PerformanceLine
パーツの市販化が予定されているGR_Supra_PerformanceLine

 こちらも3000GTコンセプトと並ぶ印象的なスタイルで、大型のリップスポイラーやサイドスカートはワイドで低く構えたシルエットを引き締める美しく迫力のあるスタイルを提供しています。

 また、ドアガーニッシュは美しいビジュアルを提供するだけではなく、ドアからリアクォーターパネルまでの空力性能を大幅に向上させる効果があるようです。

 リアスパッツはバンパーへのエアフローを送り込み、同じくハッチスポイラーは後部ダウンフォースを増加させるのに大きな効果を与えています。

 また、足元を引き締めるスポーティなアルミホイールは強靭で軽量なメッシュスポークを採用し、ばね下重量を減らすとともに、ホイールのゆがみを正し、スープラのハンドリング性能を確実に向上させています。

 タイヤは、ミシュラン製パイロットスポーツ4(前255/35R19、後275/35R19)を履いており、こちらも理想的なトラクションとグリップ性能をもたらしているようです。

 開発は、3000GTコンセプト同様にTCDがおこなっています。エンジンは、3リッターDOHC24バルブ直列6気筒ツインスクロールシングルターボを搭載。

 排気系はHKS製、ホイールが19インチ鍛造アルミホイール、サスペンションはTEIN製アジャスタブル車高調サスペンション、シートがBRIDE ストラーディアIIを採用しています。

 外装パーツには、TCDカスタムカーボンファイバー製スプリッター、同サイドスカート、ドアガーニッシュなどを装着しています。

究極のスープラ世界初公開! TRD往年の3000GTの復活モデルを画像で見る!(37枚)

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Writer: 加藤久美子

山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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