新型「マツダ3」の実燃費をチェック! 人気のディーゼルモデルが驚くべき燃費を記録!?
マツダ「アクセラ」から車名変更して2019年5月に発売された新型「マツダ3」は、新たに1.8リッターディーゼルエンジンを搭載しました。そこで、実際の燃費を測定すべく、高速道路やワインディング、一般道でテストをおこないました。
新型「マツダ3」のディーゼルモデルの燃費はいかに?
2019年5月に登場した新型「マツダ3」。それまでの「アクセラ」から名前も新たに登場した同車は、デビュー前からその高いデザイン性などから話題を集めていました。
今回はマツダ3のディーゼルエンジン搭載モデルの実燃費をチェックしました。
テスト車両のグレードは、最上級グレードとなる「XD バーガンディ セレクション」の2WD、6速ATモデルで、ボディタイプはファストバックと呼ばれる5ドアハッチバックです。
マツダ3に搭載されるディーゼルエンジンは、1.8リッターの直噴ターボエンジン「S8-DPTS型で、116馬力/270Nmを発生するもの。これは同じ型のエンジンを搭載する「CX-3」と同様のスペックです。
実質的な先代モデルとなるアクセラは、2.2リッターのディーゼルターボエンジンを搭載していましたが、ダウンサイジングエンジンを搭載したマツダ3のディーゼルモデルは、果たしてどのくらいの燃費を叩き出すのでしょうか。
今回は、神奈川県横浜市をスタート地点とし、保土ヶ谷バイパスを経由して東名高速道路に入り、小田原厚木道路の小田原西インターまでの高速道路区間、そこからターンパイクを上り、大観山スカイラウンジを経由し、箱根新道を通って西湘バイパスまで下るワインディング区間、そして、国道134号線から国道1号線に入り、再び横浜市へ戻る一般道区間を経由し、156.6kmの道のりをテストしました。
その結果、156.6kmの走行で燃費は25.6km/Lという数値になりました。カタログ上での燃費数値はWLTCモード燃費で19.8km/Lとなっていますから、カタログ数値を大幅に超える結果となりました。
なお、今回は全行程でドライブセレクション(走行モード)は標準で走行し、エアコンは25度設定のフルオート、クルーズコントロールは未使用としています。
●高速道
走行距離:65.1km
実燃費:31.0km/L
高速道路の燃費測定は、保土ヶ谷バイパスを経由して横浜町田インターから東名高速に入り、小田原厚木道路を通るルートでおこないました。
交通量も少なく、法定速度を守って淡々と走行したところ、燃費は31.0km/Lをマーク。WLTC高速道路モード燃費は21.8km/Lを大きく上回る結果となりました。
マツダの「SKYACTIV-D」と呼ばれるディーゼルエンジンは、デビュー当初から静粛性の高さが評価されていますが、高速道路を一定の速度で走っている場合、タイヤのノイズや風切り音の方がよっぽど大きく、ディーゼル車に乗っている感覚がほとんどなかったのも特筆すべき点といえそうです。
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