Jujuに続け! 東京モーターショーのキッザニアでレーシングドライバーを体験してみよう!
東京モーターショー2019では、人気の子ども向け職業体験型施設「キッザニア」とコラボレーションして、青海会場に「こども達が働く街」のエリアを設けました。キッザニアで各自動車メーカーが次世代の子どもたちに伝えたい想いとは何でしょうか。トヨタ、スバル、ホンダの3メーカーをご紹介します。
次世代を担う子どもたちにクルマの魅力を伝える体験プログラム
東京モーターショー2019は、これまでのモーターショーと違って体験型のプログラムが多数用意されています。人気の子ども向け職業体験型施設「キッザニア」と自動車メーカーがコラボレーションしたプログラムもそのひとつです。ここではトヨタ、スバル、ホンダの3メーカーの体験プログラムをご紹介します。
●目指せF1パイロット! レーシングドライバーになろう
職業体験型施設であるはずのブースに不釣り合いな、プレイステーションのゲーム「グランツーリスモSPORT」がなぜここにあるのだろう? と思った人もいるかもしれません。ご安心ください、これはれっきとしたプロのレーシングドライバーがトレーニングで使用するレーシングシミュレーターです。
テレビなどのマスコミで取り上げられ注目を集めている美少女レーシングドライバー野田樹潤(Juju)さんは、現在13歳。11歳でFIA-F4デビューし、2018年からはフォーミュラU17のF3マシンクラスで全戦全勝。将来、日本人女性初のF1パイロットとして期待されています。Jujuさんの活躍を見て、レーシングドライバーという職業が子どもたちの間でもあこがれの職業として注目を集めています。
そこで、レーシングドライバーという職業がどんなものかを、ホンダのキッザニアで体験してみてはいかがでしょうか。
まずはじめに、参加した子どもたちは用意されたレーシングスーツに身を包みます。レーシングスーツは事故の際などにドライバーを守る非常に大切なものなのです。
そしてなによりレーシングドライバーは、ジェントルでなければいけません。サーキットでは道路を走るのと同じようにルールがあります。しかも、一般道とは比較にならない速いスピードで走るので、より厳しいルールがあります。そうしたサーキットでのマナーやルールを、まずは座学で学びます。
加えてレーシングドライバーの魅力やつらさも教わります。華やかに見えるレーシングドライバーという職業ですが、健康や体力維持などセルフコントロールも非常に厳しいのです。そして誰もがなれる職業でもありません。動体視力や反射神経、予測察知能力など、レーシングドライバーに必要な能力もあるのです。
ひととおり座学でレーシングドライバーの酸いも甘いも学んだうえで、いよいよレーシングシミュレーターです。コースはホンダですからもちろん鈴鹿サーキットが舞台です。
グランツーリスモSPORTで遊んだことがある子どもなら、すぐに走らせることができるでしょう。ただし、レーシングシミュレーターは実車と同じようにコクピットが上下左右に激しく動くので、より実車に近いドライブ体験ができます。一緒に訪れたお父さんのなかには、自分が体験してみたいと思う人も多いはずです。
レーシングシミュレーターでひととおりドライビングテクニックを学んだあとは、タイムトライアルがあります。一緒にプログラムを受けた子どもたちとの勝負です。本気でタイムを狙いにいくのなら、事前にグランツーリスモSPORTでコースを覚えておいたほうがいいでしょう。
最後は、F1コンストラクターであるホンダならではですが、フォーミュラマシンに乗って、記念撮影です。
ホンダは東京ビッグサイト西展示棟のメインステージでは、新型「フィット」やEV「ホンダe」を展示する一方、世界選手権参戦60周年記念展示で往年のレーシングカーを展示しています。
スポーツのホンダをキッザニアで子どもたちに訴求し、「大人になったらホンダのスポーツカーに乗りたい!」という夢をこのプログラムで抱いてほしいようです。
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