人気があるから乗っかってみた!? SUV風な車5選
軽自動車にもSUVの風が吹く!?
●三菱「eKクロス」
2019年3月に発売された三菱の軽トールワゴン「eKクロス」は、4代目「eKワゴン」と同時に発売されたSUVテイストのクロスオーバーモデルです。
外観の特徴である縦型の3灯式LEDヘッドライトは、三菱が提唱するデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」を取り入れ、上2段がロービームで、下にハイビームを配置したことで路面状況が把握しやすく、対向車が感じる眩しさを抑えながら独特の存在感を醸し出しています。
また、前後フェンダーアーチとサイドステップをブラックカラーに加飾し、専用のルーフレールを装着するなどでSUVらしさを表現しています。
パワートレインには新たにハイブリッドシステムを採用。最高出力52馬力の直列3気筒エンジンと、64馬力の直列3気筒ターボエンジンの両方に、2.7馬力のモーターを搭載。
また、メーカーオプションの「先進快適パッケージ」を選択すれば、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKA(車線維持支援機能)、三菱初の高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」などの先進安全技術が装備されます。
●スズキ「スペーシアギア」
現在、スズキでもっとも売れているモデルが、スーパーハイトワゴンの「スペーシア」です。このスペーシアをベースにSUVテイストとしたのが「スペーシアギア」です。
外観の特徴としては「ジムニー」や「ハスラー」と同じく丸型2灯式ヘッドライトに変更され、力強いイメージのバンパーなどにより個性をアピール。
また、ルーフやフロントフェイス、サイドステップ、ホイールなど、随所にガンメタリック塗装を施して精悍な印象となっています。
パワートレインは52馬力の直列3気筒自然吸気と64馬力のターボで、全グレードで3.1馬力のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドとなっています。
内装では撥水加工を施したシートクロスを採用するなど、川遊びやマリンスポーツ、スノーボードの時にも適しており、フルフラットになるシートアレンジで車中泊にも対応しています。
※ ※ ※
普通のモデルをSUVテイストに仕上げる手法は、ちょうど日本でRVブームがあった1990年代初頭から盛んにおこなわれていました。
しかし、あまりヒットしたといえず、RVブームの終焉とともに消えてしまいました。
現在のSUVブームでは、そもそも悪路走破性など求めていない人の方が圧倒的に多いと予想されるので、今回紹介した5車種のようなモデルでも、ヒットする可能性は十分にあります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。