打倒SUVへターボ+6MT搭載! 最新スポーティ・ステーションワゴン5選
ハイパワーでプレミアムな欧州スポーツワゴンがある!
●フォルクスワーゲン「ゴルフR ヴァリアント」
フォルクスワーゲンのステーションワゴンは「ゴルフ ヴァリアント」と「パサート ヴァリアント」の2モデルですが、スーパースポーツモデルとして「ゴルフR ヴァリアント」がラインナップしています。
搭載されるエンジンは「ゴルフR」と同じ最高出力310馬力を誇る2リッター直列4気筒ターボで、7速DCTと組み合わされ、駆動方式はフルタイム4WDの「4モーション」のみとなっています。
0-100km/h加速は4.8秒という俊足ぶりで、通常モデルと比べ車高を10mm低く設定するとともに、特性を最適化したスポーツサスペンションと相まって、軽快な加速とコーナリングを両立しています。
また、ゴルフR ヴァリアントがステーションワゴンとして優れているのが荷室です。通常時で605L、後席を倒した場合1620Lもの容量があり、これは商用車を除いたステーションワゴンで日本国内第4位の広さになります。
ゴルフR ヴァリアントの価格は579万9000円(消費税8%込)からとなっています。
●ジャガー「XFスポーツブレーク」
イギリスの高級車メーカーであるジャガーのラインナップで、唯一のステーションワゴンが「XFスポーツブレーク」です。
現行モデルのXFは2015年に発売された2代目で、初代はセダンのみでしたが2代目ではステーションワゴンが設定されています。
ミドルクラスのステーションワゴンとして全長4965mm×全幅1880mm×全高1495mmと、かなり大きなサイズですが、このサイズ感を上手にデザインし、流麗で美しく、見た目からハイパフォーマンスさが伝わるような印象の外観です。
搭載されるエンジンはスポーティな外観の「Rスポーツ」で、180馬力の2リッター直列4気筒ディーゼルと、250馬力を誇る2リッター直列4気筒ガソリンの2種類から選べ、ガソリン車ではFR駆動を採用し8速ATが組み合わされます。
足回りはフロント/リアのサスペンションシステムに採用されている、軽量かつ強度の高いアルミニウムコンポーネントによって、俊敏なレスポンスと快適な乗り心地を実現。
XFスポーツブレーク Rスポーツの価格は803万円(消費税8%込、ガソリン車)からです。
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もはや日本市場で風前の灯火となっているステーションワゴンですが、海外ではまだまだ人気があるカテゴリーで、各メーカーとも数多くラインナップしています。
そして、今回カローラツーリングが加わったことで、日本でもステーションワゴンの選択肢が増えたことは喜ばしいことです。
また、最新のステーションワゴンは、どれもスタイリッシュで美しいデザインのモデルが多いという特徴があり、ドライビングプレジャーという点でミニバンよりも勝っていますので、SUV人気のようにミニバンからの乗り換え需要が今後増えるかもしれません。
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