よくぞ大メーカーが作った! 奇抜すぎる珍車5選

屋根も窓も無いクルマがあった!?

●ルノー「スポールスピダー」

実用性は無視した公道を走るレーシングカー「スポールスピダー」
実用性は無視した公道を走るレーシングカー「スポールスピダー」

 1990年代のF1ではルノー製エンジンが勝利を重ねるようになり、このイメージを市販車にも取り込むため、ルノーは「スポールスピダー」を1996年に発売しました。

 スポールスピダーには屋根がなく、簡易的な幌も設定されていません。さらに、フロントウインドウも無い状態で発売されました(後にフロントウインドウが装備された仕様を追加)。

 もともとスポールスピダーは、1車種で競うワンメイクレース用車両でした。その車両に公道で走行するために必要な部品を取り付けただけなので、ヒーターやパワーステアリングなど装備されておらず、普段使いはまったく考えられていませんでした。

 シャシはアルミ製の角パイプが組み合わされたフレームで、外板はFRP製のパネルが装着されるという、まさにレーシングカーの構造です。

 エンジンは150馬力の2リッター直列4気筒を、リアミッドシップへ横置きに搭載。940kgの軽量な車重には十分なパワーでした。

 製造はルノーのレース部門である「ルノースポール」が担当し、日本にも約100台が正規輸入され、いまも中古車として流通しています。

●スマート「クロスブレード」

乗るには勇気がいる!? 注目度満点の「クロスブレード」
乗るには勇気がいる!? 注目度満点の「クロスブレード」

 ダイムラーグループと、スイスの時計メーカー「スウォッチ」が共同で設立したMCCから「スマート」は誕生しました。

 スマートは2人乗りのマイクロカーで、強固なモノコックシャシにより当時のメルセデス・ベンツ「Eクラス」と正面衝突しても、キャビンに生存空間が残る安全性を確保していました。

 2001年にスマートをベースに作られたコンセプカーが好評で、市販化されたのが「クロスブレード」です。

 ボディには屋根はおろかフロントウインドウもありません。パネル状のドアも無く代わりにバーが装着されていただけです。

 エンジンは70馬力にパワーアップした600cc直列3気筒ターボを搭載。ほかにも専用デザインのホイールが装着されました。

 日本では2002年に25台が限定販売され完売し、さらに追加で2003年に34台が同じく限定販売されました

 クロスブレードはとにかく目立つので普段使いには覚悟が必要です。また、車内は防水対策されていますが、出先で雨が降ったらどうするという問題があります。そのためか買ってもほとんど乗らずに手放した人が多く、程度のよい車両がいまも中古車で販売されています。

※ ※ ※

 今回、紹介した5車種は、大メーカーが大真面目に販売したクルマです。少量生産のメーカーならば、いくらでもユニークなクルマが作れますが、トヨタやルノーといったメーカーが作ったということに意義があります。

 いまではこんな企画が通るとは思えませんが、昔はメーカーも遊び心や余裕があったということでしょう。

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