サンダルや和服で運転は違反!? クルマの運転にふさわしくない服装とはどんなもの?
運転しづらい服装や危険が潜む服装とは?
道路交通法で規定がなくても、運転操作に支障が出そうな服装は避けたほうがいいと思われます。実際に運転する際にふさわしくない服装とは、どんなものでしょうか。

運転にふさわしくない服装や履物として、フリルやフリンジなど長い紐がついた服やヒールの高いブーツ、かかとが固定されていないサンダルなどは、ペダルなどに引っかかる可能性や運転操作がしづらいことがあるので避けたほうが良いでしょう。
さらに、季節によってもふさわしくない服装や履物があるといえます。
夏場は日差しにより停車中の車内が高温になることから、タンクトップやノースリーブ、極端に短いショートパンツ・短パンなど露出の多い服装は、熱くなったシートベルトの金属部などに触れてヤケドをする恐れがあるため、控えたほうが安全です。
冬場は、ダウンジャケットなどの厚みのある上着やレインコートは動きにくいため、ハンドル操作に支障がでたり、ドライビング用以外の手袋は、ハンドルを操作するときに滑ってしまうので避けたほうが良いでしょう。
また、時々見かけるのが、靴を脱いで裸足で運転するケースです。道路交通法や各都道府県の交通規則に規定はないので、運転自体は可能です。
ただし、裸足でいることにより、ブレーキなどの踏力不足などが起きる可能性もありますので、底の薄い靴などを履くほうが安全です。
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薄着になる夏場は、「近所に買い物に行くだけだから」とサンダルなどで運転している人もいるかと思います。
運転用のドライビングシューズをわざわざ購入する必要はありませんが、せめてしっかりペダル操作ができるスニーカなどを車内に常備しておくのも手です。
運転するときは、動きやすい服装を心がけましょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。







