新型「スカイライン」は本当に手放し運転できる!? 技術の日産が実現した世界最高レベルの安全性能とは

2019年9月から発売される日産新型「スカイライン」は、世界初となる「プロパイロット2.0」を搭載しました。プロパイロット2.0の手放し運転が話題になっていますが、一体どのような機能なのでしょうか。実際に高速道路を走行して試してみました。

スカイライン好きも納得のパワフルな走行性能

 つぎに、「いいね!」は、パワーユニットです。プロパイロット2.0が付くスカイラインに搭載されている3.5リッターV型6気筒のハイブリッドは、試乗してみたらパワフルです。

スカイライン史上最強の405馬力の「400R」
スカイライン史上最強の405馬力の「400R」

 思い起こしてみると、2013年にデビューした従来型のスカイラインも速いクルマだと感じたけれど、エンジンとモーターの協調性に課題を抱えており、あまり良い印象は持っていませんでした。なので、今回新型スカイラインに乗ってみてビックリしました。

 大きな排気量を持つエンジンのように、自然なパワー特性やドライバビリティを持ちながらパワフル。システム出力は364馬力もあるのだから当然か。ハイブリッドと聞くとECOなパワーユニットをイメージしますが、スカイラインについちゃまったく当てはまりません。さらに、街中での実用燃費はディーゼルに匹敵するくらい良いから嬉しいです。

 前期型でイマイチだったフル電子制御ステアリングも、大幅に良くなりました。正確に表現するなら、「普通のパワーステアリングだといわれたら全く信じる」ほど自然。

 それでいて、プロパイロット2.0の制御時は精密なハンドル操作を自動でおこなうなど、素晴らしい仕事をしています。久し振りに、「技術の日産」というイメージが沸くクルマが登場しました。

 違いのわかるクルマ通や、昔スカイラインに憧れたような同好の士に対し、「一度試乗してみたらどう?」と強くオススメします。唯一「乗り心地は少しドタバタするけど」と付け加えますが。

 また、「小さなミスで人に迷惑を掛けたくない」という人なら、諸手を挙げて推奨します。やはり事故は起こしたくないです。

なんかGT-Rっぽい!? デザインも刷新した新型「スカイライン」を画像でチェック(49枚)

【買取査定】日産車が高く売れる!?(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

1 2

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

【月々8千円!?】新車ハスラーに乗れちゃう!(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー