趣味にも使える働く車! 一般ユーザーも欲しくなる魅力的な国産商用バン3選
ロングセラーブランドをいまに伝える商用車とは?
●マツダ「ファミリアバン」
2019年時点のマツダの商用車ラインナップのなかには、「ファミリアバン」というワゴンタイプの車種がありますが、このクルマは1963年に初代モデルが登場した「ファミリア」という名を現代まで残しているモデルとなります。
乗用車としての「ファミリア」は、「アクセラ(現:マツダ3)」へと引き継がれるかたちで消滅したものの、商用モデルは日産からのOEM供給を受けるかたちで販売が続けられ、2018年6月にトヨタ「プロボックス/サクシード」にOEM元を変更してフルモデルチェンジがおこなわれました。
ファミリアバンの商用車としての魅力は、ドライバーのことを考えた便利な装備が多数搭載されている点です。たとえば収納スペースやお弁当/ノートパソコンも載せることができるテーブルなどの、使い勝手のよさが挙げられます。
また、疲れにくいフロントシートの採用も、長距離移動の多いビジネスマンのことを考えた特徴的な装備といえるでしょう。
このような高い利便性は、仕事において使う場面以外でも活用することができます。実際に、OEM元のプロボックス/サクシードでは、カスタムベースとして愛用しているユーザーの投稿が、SNSでよく見られます。
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商用車と乗用車の違いにおいて、見た目や乗り心地などで求められる基準が異なることはあるものの、荷室が広いほうがいいという点においては、ふたつの間に違いはありません。
車中泊をはじめ、趣味のために使う人も少なくないことから、その魅力が通じるのはビジネスマンだけではないといえるでしょう。
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