ちょいワルオヤジに乗って欲しい! シブくてナウい国産セダン3選
ホンダ「NSX」と同等のシステムを搭載する超ド級セダンとは?
●ホンダ「レジェンド」
近年は、軽自動車メーカーというイメージも強まったホンダですが、2019年現在の国内向けラインナップのなかにも、オトナに似合う高級セダンが用意されています。それが、ホンダ「レジェンド」です。
レジェンドには、他社のフラッグシップセダンにはない特徴があります。それは、搭載されているメカニズムに自社のスーパースポーツカー「NSX」と同等のものが取り入れられていることです。
エンジンは3.5リッターV型6気筒で、トランスミッションには7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用。そのうえで、フロントに1基、リアに左右それぞれ2基のモーターが搭載され、駆動方式は四輪駆動/前輪駆動/後輪駆動と自在です。
この「SH-AWD」駆動方式という、ハイブリッドシステムが、NSXの機構を前後逆にしたもの、ということになります。システム最高出力は382馬力を発揮。「力で曲げる」とホンダが謳う、独特の走行感覚を味わえます。
エレガントな外装とは裏腹に、最先端のシステムが取り入れられているレジェンドは、メカへの拘りを持ち続けるオトナにピッタリの1台です。
※ ※ ※
今回紹介したセダンは、外装のルックスで周囲を圧倒するようなクルマではないものの、その秘められた性能は、数々のクルマを乗り継いできた経験豊かなオトナにも満足いくものだといえます。
一見しただけではわからない懐の深さこそ、これらのセダンの魅力といえるでしょう。
1 2