ミニが2019年上半期輸入車ナンバーワン! そのラインナップをもう一度おさらいしてみた
ひとまわり大きいエステートモデルがMINIクラブマン
「MINIクラブマン」は、MINIの第2世代で登場したエステートモデルです。現行モデルは2015年9月に日本に上陸しました。
全長4270mm×全幅1800mm×全高1470mm、ホイールベースは2670mmで、MINI5ドアに対して全長で270mm、全幅75mm、全高35mm、ホイールベースでは105mm大きくなっています。見た目もひと回り大きく、車格的にもMINI3ドア/5ドアのBセグメントではなく、ひとつ上のCセグメントにあたります。
観音開きに左右に開く、クラブドアと呼ばれるテールゲートが個性的です。通常時360リッター、最大で1250リッターに達する広い荷室も魅力となります。
ガソリンモデルは「ワン」「クーパー」「クーパーS」の3種類で、そのうち「クーパーS」のみFFのほか4WDモデル(ALL4)を選択できるのが特徴です。ディーゼルモデルは「クーパーD」「クーパーSD」の2種類。トランスミッションは「ワン」と「クーパーS ALL4」が6速AT、ほかは8速ATを採用しています。
価格は322万円(ワン)から443万円(クーパーS ALL4)です。JCWも用意され、こちらは4WDで538万円です。
ガソリン、ディーゼル、PHEV、多彩なバリエーションのMINIクロスオーバー
2017年2月に日本導入が開始されたMINIクロスオーバーは、現在MINIラインナップのなかでも一番人気となるCセグメントSUVです。
全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mmと、MINIクラブマンと比べると全長で45mm、全幅で20mm、全高で125mmさらに大きくなっています。
豊富なエンジンラインナップが特徴で、ガソリンモデルの「ワン」「クーパー」「クーパーS」、ディーゼルモデルの「クーパーD」「クーパーSD」のほか、MINI初となるプラグインハイブリッド(PHEV)モデルの「クーパーS E ALL4」も追加されています。
これは136馬力/220Nmを発生する1.5リッター直列3気筒エンジンに88馬力/165Nmを発生するモーターを組み合わせたモデルで、電気モーターで後輪を駆動する4WDです。200V電源で3時間で満充電となり、電気モーターのみで42.4kmを走行できるPHEVです。
FFのほか、「クーパーD」「クーパーSD」に4WDが設定されています。
価格は345万円(ワン)から509万円(クーパーSDオール4)。スポーツモデルJCWも設定され、579万円になります。
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丸目でかわいらしいデザインを持つMINIは、日本人に愛され続けている輸入車の代表格です。いまでは全ラインナップが3ナンバー化され、名前のように決して「ミニ」サイズではありませんが、標準の3ドアだけでなく5ドア、オープン、エステート、SUVと5つの個性から選べるのもMINIの魅力でしょう。
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