非常識!? 車の保険未加入が招く悲劇 事故相手が任意保険未加入の場合に起きる事とは
相手が任意保険未加入だったらどう対応するべきか
任意保険未加入の人が交通事故に遭遇してしまった際に、加入していない人はどのような対応を迫られるのでしょうか。

前述の担当者は、保険未加入の人を待ち受ける厳しい現実について、次のように話します。
「任意保険に加入しないことのデメリットのひとつに、すべての事故対応を自分自身でおこなわなければならないことが挙げられます。
事故相手が任意保険に加入している場合、未加入者は『事故対応のプロ』である保険会社のスタッフと直接やり取りしなければなりません。あらゆる交渉をすべて自分でおこなうことになります。
裁判事案になった場合は、そこにかかる費用も自分で持ち出さなければなりません。任意保険に加入して、さらに弁護士特約があれば問題ないのですが、未加入であれば『自業自得』となります」
※ ※ ※
任意保険に加入していれば相手が未加入でも、基本的には恐れることはないといいます。解決まで時間が長引くことはあっても、加入者本人が新たにおこなうべきことは発生しないからです。
駐車場で発生した事故の例においても、前述の担当者は「保険に加入されている方の立場から、我々スタッフが責任をもって事故相手と交渉をおこないました。時間がかかったものの、最終的には相手に全額賠償いただいております」といいます。
事故解決まで時間がかかったとしても、専門スタッフがすべて対応するので、加入者が心配することはないようです。
「もしも交通事故を起こした双方が任意保険に未加入だった場合が起きたとしたら、もはやその事故は解決しないのでは、とさえ思います」と話す担当者。
事故のリスクを甘くみることは、相手だけでなく自分自身の人生にも大きな影響を与えます。すべてのドライバーが、最低限の備えをすることが求められています。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。











