トヨタ「2000GT」のDNAを受継いだ? 新型「スープラ」のデザインに隠された秘密とは
17年ぶりに復活したトヨタ新型「スープラ」が発売されました。先代「スープラ(A80型)」や「2000GT」のような流麗なクーペスタイルを実現した新型スープラは、一体どんなクルマなのでしょうか。
スポーツカーとして理想的なデザインを追求した新型「スープラ」
トヨタ新型「スープラ」が2019年5月17日より発売されました。17年ぶりに復活した新型スープラは、これまでの伝統の直列6気筒エンジン・FRを継承つつ、気軽にスポーティドライブを楽しめる直列4気筒モデルもラインナップされています。
新型スープラは、どのような特徴をもったクルマなのでしょうか。
新型スープラは、トヨタとBMWとの包括提携による初のモデルで、BMWからは新型「Z4」としてすでに発売されていますが、デザインはそれぞれが担当しています。
外装デザインは、スポーツカーとしてのパッケージ・レイアウトの特徴を十分に生かしたものとなっています。
2シーターらしいタイトなキャビンと幅広のトレッドからなるワイドスタンス、直列6気筒+FRのロングノーズ・ショートキャビンシルエットが特徴です。また、ショートホイールベースと大径タイヤにより、タイヤの存在感を強調しています。
新型スープラのスタイルは、エアロダイナミクスの中でもリフト(揚力)の発生を抑えることに特化した形状で、フロント・リアの空力バランス、重量バランスともに、スポーツカーとしての最適化を追求しました。
空気抵抗低減効果があるダブルバブルルーフの採用や、ヘッドランプの位置を車両内側に寄せることでフェンダーのボリュームを豊かに見せ、凝縮したボディデザインとする手法など、「2000GT」や先代スープラ(A80型)などのトヨタスポーツカーのヘリテージを継承したスタイルといえます。
さらに、ボディ表面の質感や陰影にもこだわり、迫力を一層強調したボディカラーを用意しました。
スポーティで鮮やかなライトニングイエローや新型スープラの力強いデザインを引き立たせる新色マットストームグレーメタリックといった特別カラー2色に加え、ホワイトメタリック、シルバーメタリック、アイスグレーメタリック、ブラックメタリック、プロミネンスレッド、ディープブルーメタリックの全8色がラインナップされています。
全く興味なし、50代以降のカーマニア向けの少量生産でしょうね