普及する個人間カーシェア 利用時のメリット・デメリットとは
すでに多くの人が利用しているカーシェア。最近では企業がクルマを貸しているのだけではなく、個人間でシェアするシステムも盛り上がりを見せています。珍しいクルマが借りられ、貸す側も維持費軽減ができるこのサービス、実態はどうなのでしょうか。
盛り上がるCtoCカーシェアはレンタカーやBtoCサービスの対抗馬になるか
最近、CtoC(個人間)のカーシェアリングサービスが盛り上がりを見せています。従来は、「タイムズカープラス」や「オリックスカーシェア」などのBtoCサービスが主流でしたが、CtoCの特徴はどこにあるのでしょうか。
まずは、DeNAが提供するCtoCのカーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」の担当者にお話を聞きました。
──どのようなサービスを提供しているのか教えてください。
Anycaは、個人間の共同使用によるクルマの維持費軽減を目的としたサービスをご案内させていただいております。オーナーのメリットは、クルマを使用しない日に他の方へシェアすることでクルマの維持費軽減が可能となります。ドライバー側では、乗ってみたいクルマや憧れのクルマの運転が可能となるという、カーシェアのマッチングサービスです。
──料金はどのようにして決めているのでしょうか?
実際のカーシェア料金につきましては、オーナーが任意で料金設定をすることが可能です。オーナーによってはリピートでシェアレンタルしてくれるドライバーへ割引をされることもあるようです。
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実際にAnycaのアプリを見てみると、人気のクルマランキングを掲載しており、1位のテスラ「MODEL S」であれば8千円から9800円/24時間、ポルシェ「カイエン」であれば5980円から6480円/24時間、BMW「2シリーズ」であれば5480円/24時間など魅力的な価格設定になっています。
通常のレンタカーやカーシェアではなかなかお目にかかれないような高級車がズラリと並んでおり、こういったクルマを手軽にレンタルできるという点はCtoCならではの魅力といえるでしょう。
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