“軽”並みのエンジン搭載で“180馬力超え”!? 全長4mの「ちいさな“後輪駆動”マシン」が魅力的! 超軽量ボディに「観音開きドア」採用! 画期的パワトレのBMW「i3s」どんなクルマ?
コンパクトボディに観音開きドア&カーボンフレーム、そして発電用エンジンを積んだ異色なPHEVおよびBEVモデルのBMW「i3」。そのラインナップには、利便性はそのままに、足回りと出力を強化したスポーツ仕様「i3s」が存在していました。どんなモデルなのでしょうか。
軽並みエンジン搭載のホットハッチ
2017年に発表された「i3s」は、BMWの革新的なコンパクトBEV(電気自動車)「i3」をベースに、よりダイナミックな駆けぬける歓びを追求したスポーツモデルです。
最大の特徴は、航続距離への不安を解消する発電用エンジンを搭載しながら、専用ボディと強化モーターで武装している点にあります。
一見すると背の高いコンパクトカーに見えるi3ですが、その中身にはスーパーカー顔負けのコストと技術が投じられています。
キャビン全体がCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)で作られており、観音開きドアを採用したBピラーレス構造という独創的なパッケージングは、現在見ても未来感にあふれています。

そのi3をベースに、さらなるスポーツ性能を与えられたのが「i3s」です。その佇まいは、標準モデルとは明らかに異なります。
ボディサイズは全長4006mm×全幅1791mm×全高1590mmです。専用のスポーツサスペンションによって車高は10mm下げられ、トレッドは40mmも拡大されました。
さらにブラックのホイールアーチモールが装着され、踏ん張りの効いたワイド&ローなスタンスを実現しています。
足元を支えるタイヤも別モノです。標準モデルのタイヤサイズが155/70R19(レンジエクステンダー搭載車は後175/60R19)という極細サイズであるのに対し、i3sでは20インチへ大径化。
サイズも前175/55R20、後195/50R20へと変更され、より強力なグリップとコーナリング性能を確保しています。
そして、i3sのレンジエクステンダー搭載車の床下に隠されているのが、BMWの大型スクーターなどに使われている647ccの直列2気筒エンジンです。 最高出力38psを発生するこのエンジンはタイヤとは繋がっておらず、駆動力としては一切機能しません。
役割はあくまで発電のみ。バッテリー残量が減った際に後方でエンジンが始動し、電気を作り出して航続距離を延ばすための黒子に徹しています。
しかしi3sは、単に航続距離を延ばすだけのクルマではありません。駆動を担当するリアアクスルの電気モーターは、標準モデルよりさらに強力なチューニングが施されています。
スペックは最高出力184馬力・最大トルク270Nmまで引き上げられ、高回転域での出力特性が最大40%向上しました。
これにより、BEVモデルの0-100km/h加速は6.9秒をマーク。
重量が増加するレンジエクステンダー搭載車であっても7.7秒という俊足ぶりを発揮し、最高速度はどちらも160km/hに高められています。
専用のSPORTモードを選択すれば、よりクイックなステアリングと鋭い加速を味わえる、まさにBEV版ホットハッチと呼ぶべき一台に仕上がっているのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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