世界最高レベルを実現! 中身が大きく進化したBMW新型「3シリーズ」の実力とは
2019年3月にフルモデルチェンジされたBMW新型「3シリーズ」は、走行性能や運転支援システムが大きく向上しました。いったいどのようなクルマに仕上がっているのでしょうか。
日本初の高性能3眼カメラを搭載したBMW新型「3シリーズ」とは
BMWの主力モデル「3シリーズ」がフルモデルチェンジしました。40年以上の歴史を誇る3シリーズですが、最新モデルはどのようなクルマに仕上がっているのでしょうか。
私(国沢光宏)は、今や従来型になった2017年式の「330e」ユーザーということもあり、新型3シリーズは気になっていました。長距離をドライブする機会を得たのでレポートします。
新型3シリーズを見た最初の印象は、「従来型と見分けが付かないかもしれませんね!」。ジックリ比べたら雰囲気からして違うのですが、クルマ好きであっても街中で見かけたら気がつかないのではないかと思います。
そんなことを考えながら試乗車に近づくと、近寄っただけでドアロックが解除されたのです。クルマから離れると自動的にドアロックされるということで、カギをかけ忘れることはなくなりますね。素晴らしい。
また、「リレーアタック」という車両盗難の手口が世界的な規模で脅威となっているのでしょう。新型3シリーズでは、玄関にスマートキーを置いてあっても大丈夫な対策も施されています。
さて、新型3シリーズのドア開けて運転席に座りハンドル握ると、「なんでこんなにハンドル太くしちゃったんだ?」。短いとは思えない私の指でも、ハンドルの一番太いところは握りきれないほどで、普通のハンドルにカー用品屋さんで売ってる“極太ハンドルカバー”を巻いた時より太い感じです。
太い理由はBMWジャパンも解らないということでしたが、このハンドルの太さは最後まで馴染めませんでした。
メーターパネルは従来世代のものとは全く違います。「8シリーズ」から採用された新しい表示・操作コンセプトの「BMW Operating System 7.0」による新たなメーターパネルはオール液晶で、もはやデフォルメし過ぎており、タコメーターなんか反時計回りです。見やすいのか見やすくないのかすらサッパリ解らないですが、とりあえずスピードやコーション、時計、気温、オドメーターといった必要な情報は入ってくるから運転に支障は無いのかもしれません。
ただし、このあたりはBMWの本質じゃありません。BMWの本質は、走りにあるといえるでしょう。さっそくDレンジをセレクトして走り出します。
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