マツダ「ロードスター」はなぜ人気? 誕生30年で100万人以上のファンに愛されてきた理由
初代・2代目は中古車価格も上昇傾向
現行モデル以外は当然中古車となるわけですが、初代モデルは登場から30年が経過したれっきとしたクラシックモデル。
2017年にはマツダがレストアプロジェクトを開始し、部品の供給の不安は解消されましたが、かなり趣味性の高いモデルといえるでしょう。値段もここ数年で大きく上がってきています。
2代目モデルは乗りやすく、タマ数も豊富ですが、こちらも13年以上が経過している古いモデルであり、初代の影響でジワジワと価格が上がりつつあります。手ごろで良質なモデルを見つけるラストチャンスかもしれません。
一方の3代目モデルは歴代ロードスターの中では比較的安価で見つけることができるモデル。性能的には2リッターの排気量の余裕もあり、ATも6速化されたことでATを狙う人にもオススメできます。
対する現行モデルもデビューから3年以上が経過し、市場に中古車が多く出てくるタイミングとなりました。条件によっては150万円を切るものも見つかるようになってきましたが、程度とのバランスが難しいところでしょう。
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ロードスターの魅力は、人馬一体の気持ち良さはもちろん、中古車も含めて比較的手ごろな価格で購入できるというところにあります。
また、致命的なトラブルの発生率も低く、スポーツ走行だけでなく日常的なドライブも楽しいという点が、長く愛されている理由といえるでしょう。
【了】
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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