レクサス「LM300h」に強敵現る! 世界最大級の自動車市場での覇権争い勃発か
「LM300h」が目指すところは、超高級ミニバンのさらに上?
今回の上海モーターショーには、ビュイックの「GL8アベニールコンセプト」というモデルも展示されていました。アベニールは、GL8の最上級車種で価格は約45万元(約720万円)となり、レクサス「LM300h」同様に後部2座席仕様です。
シートにはかなり気合が入っているようで、シート単体での展示もあり、実際に座って快適性やベストなポジションの設定方法、そして標準装備される「マッサージ機能」までを体験することができました。
後部座席のマッサージ機能といえば、日本発祥のVIPおもてなし機能です。GL8のコンセプトモデルはやはり、中国で大人気のアルファードおよび、トヨタ製高級車を意識しているようです。
レクサス「LM300h」について、ビュイックの説明員は「GL8コンセプト」では、後席からエアコンやオーディオの調整が音声で行えるようになっています。そこがLM300hにはない機能だと思います」とコメントしています。
レクサス「LM300h」には、音声操作の機能はありませんが、割と細かいところまでよく勉強していると感じました。
中国市場はもちろん、世界のどこを探しても最上級のおもてなしといえるレクサス「LM300h」のようなクルマは存在しません。価格はまだ発表されていませんが、アルファードの中国価格が80万元から(日本円:約1300万円から)、ロイヤルラウンジが約1500万円以上であることから、「LM300h」は軽く2000万円は超えてきそうです。
しかし、「LM300h」が中国で目指すところは高級ミニバンの頂点ではないでしょう。前述したように、「大企業のトップを送迎するにはミニバンではなくメルセデスやアウディの最上級セダンを使う」という中国の事情を考えれば、ミニバンの形をした世界最高級VIPカーとして君臨していくことも十分考えられます。
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Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
lm300hの方が圧倒的じゃい!世界に誇るDQNグリルは公官庁も購入を辞めるほどの神デザインじゃい!
これって結局アルファード、ヴェルファイアベースにレクサス版出すのに内装、外装ちょっくら変えた車でしょ・・。中国でより高級ブランドのレクサスブランドで欲しいって要望答えるために。
エンジン仕様や足回りの設計とかも変えてはあるのかなってちょっとは気になるけど。
買える人は買う、買えない人は批判する。
ただそれだけ。
カッコいいけど アルベルのエンブレム変えたカスタマイズと外見変わらない様な…パッと見 エンブレム…
欲しいけど高いから買えないし 荷物主体だからいいやぁ うちのハイエースもエンブレム変えてカスタムしてると そのうちLEXUSブランドで出してくれるかな
初のキャンプ仕様だしたら売れるかも