なぜ起こる?事故でもないのにクルマが進まない自然渋滞の理由とは

2019年のGWは、10日間という前代未聞の大型連休となりますが、楽しみな反面、心配なのが渋滞の状況ではないでしょうか。とくに、事故が起こったわけでもないのに全くクルマが動かない自然渋滞。いったいなぜ、起こるのでしょうか。

渋滞の原因は、減速のためのブレーキング?

 高速道路を管理するNEXCO東日本によると、交通集中渋滞の主な発生場所は『上り坂及びサグ部』、『トンネル入口部』、『インターチェンジ合流部』、『料金所部』など、みんなが減速する場所となっています。

 1台が減速すると、後に続く車両も次々にブレーキをかけるので、その減速の積み重ねが自然渋滞につながるのです。

速度低減ポイントを知らせる標識イメージ

 では、余計な渋滞を起こさないために、高速道路利用者にできることはあるのでしょうか。

 それは、「前方確認はもちろんですが、後続車にブレーキを踏ませないように視野を広く持った運転が大切です。」とのことで、NEXCO東日本ではこうした渋滞が発生しやすいポイントに、速度低下の抑制や渋滞ポイントを知らせる標識を設置し、渋滞を起こさないようにする「渋滞予防運転」を呼びかけているそうです。

 そこで、「この先上り坂」や「速度低下に注意」などの標識を見かけたら、まずは自分より後方にいるクルマのブレーキが大きな渋滞を引き起こす原因となることを思い出してください。

 そして、1人1人のドライバーがその事実を意識することで、渋滞に苦しめられることなく大型連休を楽しんで頂きたいと思います。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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