なぜ起こる?事故でもないのにクルマが進まない自然渋滞の理由とは
渋滞の原因は、減速のためのブレーキング?
高速道路を管理するNEXCO東日本によると、交通集中渋滞の主な発生場所は『上り坂及びサグ部』、『トンネル入口部』、『インターチェンジ合流部』、『料金所部』など、みんなが減速する場所となっています。
1台が減速すると、後に続く車両も次々にブレーキをかけるので、その減速の積み重ねが自然渋滞につながるのです。
では、余計な渋滞を起こさないために、高速道路利用者にできることはあるのでしょうか。
それは、「前方確認はもちろんですが、後続車にブレーキを踏ませないように視野を広く持った運転が大切です。」とのことで、NEXCO東日本ではこうした渋滞が発生しやすいポイントに、速度低下の抑制や渋滞ポイントを知らせる標識を設置し、渋滞を起こさないようにする「渋滞予防運転」を呼びかけているそうです。
そこで、「この先上り坂」や「速度低下に注意」などの標識を見かけたら、まずは自分より後方にいるクルマのブレーキが大きな渋滞を引き起こす原因となることを思い出してください。
そして、1人1人のドライバーがその事実を意識することで、渋滞に苦しめられることなく大型連休を楽しんで頂きたいと思います。
【了】
1 2
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。