なぜ起こる?事故でもないのにクルマが進まない自然渋滞の理由とは
2019年のGWは、10日間という前代未聞の大型連休となりますが、楽しみな反面、心配なのが渋滞の状況ではないでしょうか。とくに、事故が起こったわけでもないのに全くクルマが動かない自然渋滞。いったいなぜ、起こるのでしょうか。
渋滞の原因は、大きく分けて3つ
間もなくGWの10連休がスタートします。「この前代未聞の大型連休に、出かけないなんてもったいない!」と、いつもより遠くに旅行へ行く計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
そこで、気になるのが渋滞の状況。せっかくで出かける予定を立てたのに、高速道路でクルマが進まず断念。なんて経験をした方も多いと思います。
そんな、楽しい休日の予定を台無しにしてしまう渋滞ですが、今まで全然進まなかったのに、時突然フッと解消されて原因が分からないなんてことも多々。事故やアクシデントが起こったわけでもないのに、どこからともなく渋滞が発生し、いつの間にか解消される。この現象は、いったいなぜ起こるのでしょうか。
渋滞の定義は、一般道路 では 走行速度が20 km/h以下になった状態。そして高速道路では、 走行速度が40 km/h以下になった状態を示します。
そんな渋滞の主な原因は、交通量が道路の交通容量を超えることで発生する「交通集中渋滞」、工事規制に伴い発生する「工事渋滞」、交通事故が引きがねになる「事故渋滞」の3つに分類することができるのです。
そのなかで原因不明の渋滞に当たるのが「交通集中渋滞」です。いくら道路の交通量が交通容量を超えたからといって、出口がふさがれている訳ではありません。しかも、クルマは1車線1列に、規則正しく並んでいるので、多少の混雑はしたとしても動かないほどの渋滞になり得る理由がないのです。
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