スター・トレックや∀ガンダムのデザイナー!シド・ミードの原画展を東京限定開催
ビジュアルフューチャリストとして数多くのクリエイターや作品に影響を与えてきた世界的インダストリアルデザイナー「シド・ミード」の原画展、「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」が東京限定で開催されます。
さまざまなハリウッド映画で美術を担当したSFの巨匠
1933年7月18日にアメリカ合衆国ミネソタ州で生まれたシド・ミード氏は、フォードのカーデザイナーとしてキャリアをスタートさせます。そして1970年に独立し、その未来志向とリアルなビジョンにより、瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへとのぼりつめました。
その活躍はプロダクトデザインの領域に留まらず、1979年から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げ、『スタートレック』(79年)『トロン』(82年)『ブレードランナー』(82年)『2010』(84年)『エイリアン2』(85年)など、誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンド的存在となっています。
そんなシド・ミード氏が所有する膨大なアーカイブから厳選された画稿のほか、日本独自のセレクションを加えた4つのパート『PROGRESSIONS』『The Movie Art』『TYO Special』『Memories Of The Future』で構成された150点を展示する原画展、『シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019』が、東京限定で開催されます。
映画『ブレードランナー』で描かれた2019年である本年、さらに国内的には平成から令和へと切り替わるまさに「時代の境い目」に開催となる本展は、テクノロジーがもたらすであろう明るく豊かな未来を創造してきたミード氏の未来ビジョンを振り返る機会でもあります。
東京の、ひいては世界の新しい未来を夢に描き、また、それをさまざまな形で実現していくヒントや希望を与えてくれる、未来を透視してきた巨匠の軌跡を辿る内容です。
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