歓迎会注意! 飲酒運転に日本はまだ甘い? 最悪死刑も…厳しい世界各国の罰則とは

世界の罰則は? まさか死刑になることも!?

ノーブレーキで中央分離帯に激突したクルマ

・アメリカ:0.8mg/ml以上で飲酒運転(州によって数値が異なる)。少なくとも48時間の監獄入りと100時間の奉仕活動を強制。特に危険な運転をしたと判断された場合は、1年以上の投獄や最悪死刑になる場合もあります。

・中国:「酒気帯び運転」アルコール血中濃度0.2mg/ml以上で酒気帯び運転。約2600円〜6700円の罰金、1〜3ヶ月の運転免許停止。酒酔い運転は約2万6700円の罰金。5日以下の拘留、6ヶ月の運転免許停止。

・ドイツ:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。初犯は約8万2千円の罰金。2回目以降は最大で1年の懲役刑。

・フランス:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。約12〜74万円の罰金、最長3年間の免停、1年以上の収監が科せられる場合があります。

・オーストラリア:アルコール血中濃度0.05mg/ml以上で飲酒運転。3ヶ月の運転免許停止。免許停止中に運転すると罰金が科せられます。基準値以下の飲酒は法律で認められているようです。

・ノルウェー:アルコール血中濃度0.2mg/ml以上で飲酒運転。初犯では重労働を伴う3週間の懲役、その後5年以内に2度目の飲酒運転をした場合は生涯にわたって運転免許の取り上げ。

・デンマーク:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。本人の1ヶ月分の給与相当額を罰金として徴収。運転免許取り消し。当該車両を没収し国の競売にかけられる、売り上げは国費へ。

※ ※ ※

 以上のように、飲酒運転に対する罰則は国によってさまざまです。これは、人種によってアルコールの分解能力に差があることも理由のひとつに挙げられます。しかし、お酒を飲んだら運転してはいけないのに、なぜアルコール血中濃度0mgl以上で取り締まることができないのでしょうか(一部、0mgl以上で処罰の国もあります)。

 この理由は、飲酒をしていなくても呼気にアルコール反応が出てしまうことがあるためです。私たちの身近なところでいえば、栄養ドリンクやお菓子でもアルコール反応が出てしまいますし、タバコの煙でもアルコール反応が出てしまうことがあるためです。しかし、これを良いことに「ちょっとなら大丈夫」と思って飲酒運転をしてしまう方がいることも事実です。

「呑むなら乗らない・呑んだら乗らない」という気持ちを強く持ち、全てのドライバーたちがこれを徹底すれば、飲酒運転が原因による悲惨な事故は世界から無くなるのです。
 
【了】

恐ろしい!ノーブレーキで事故を起こしたクルマの画像

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