100万円台で意外とあるぞ! これなら遊べる本格四駆のSUV5選
世界的に人気のSUVですが、日本には軽自動車から3列シートの大型なものまで、多彩なSUVが存在します。乗用車をベースにした都会派なものから、本格的なクロスカントリーまで、走行性能で選ぶこともできます。そこで、手の届きやすい100万円台のSUV5車種をピックアップして紹介します。
意外とあった100万円台から売っているSUV5選
いま、世界中で人気を博しているSUVですが、日本でもコンパクトカー、ミニバンに続いてSUVは好調な販売を記録しています。
とくにコンパクトなSUVは日本の道路事情や住環境にも適していることもあって、各社ラインナップしています。
そこで、いま販売中のSUVのなかから、手が届きやすい100万円台のモデル5車種をピックアップして紹介します。
●日産「ジューク」197万5320円から
日産はいまのSUVブームに先駆け、2010年に内外装のユニークなデザインで話題となるクロスオーバーSUV「ジューク」を発売しました。
全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mm(15RX)と比較的コンパクトなボディサイズは日本で走るのにちょうどよいサイズであり、4WDもラインナップして使い勝手もまずまずなSUVとして、一定の人気を得ているモデルです。
エンジンは114馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒の自然吸気と、190馬力とパワフルな1.6リッター直列4気筒ターボの2種類が用意され、全車CVTのトランスミッションが組み合わされます。
発売から8年以上が経過して商品力がダウンしているのも否めませんが、海外でも販売しているグローバルカーですので、そろそろモデルチェンジがあるかもしれません。
日産「ジューク」の価格は197万5320円(消費税込、以下同様)からです。
●スズキ「ハスラー」110万520円から
スズキ「ハスラー」は2014年1月に、乗用車とSUVを融合させたワゴンタイプの軽自動車として発売されました。
ちょっとクラシカルでかわいい印象のデザインと、カラフルなカラーリングで、またたく間に人気となりました。最近では、車中泊ブームの影響もあり、前後シートの背もたれを倒せば手軽に寝られるスペースが出現するのも人気の秘訣に。
15インチの大径タイヤを装備し、地面からの最低地上高が180mm(2WD)と、スズキでは「ジムニー」に次ぐ高さになっており、「ハスラー」は見た目以上に悪路走破性を備えたSUVです。
また、4WDモデルでは、滑りやすい路面でも発進をサポートする「グリップコントロール」や、下り坂でブレーキ操作なしに一定の速度で降坂できる「ヒルディセントコントロール」を装備するなど、本格的な4WD並の装備を搭載しています。
エンジンは自然吸気とターボの2種類で、トランスミッションは5MT(自然吸気のみ)とCVTから選べ、価格は2WDが110万520円から、4WDが122万1480円からです。
●ダイハツ「キャスト アクティバ」122万5800円から
スズキ「ハスラー」に対抗するカタチで、ダイハツはトールワゴンの「キャスト」を2015年に発売しました。
「キャスト」は3つのバリエーションがあります。サスペンションなどがスポーティな「キャスト スポーツ」、クラシカルな印象の「キャスト スタイル」、そしてSUVテイストの「キャスト アクティバ」です。
「キャスト アクティバ」は専用のサスペンションで30mm車高が上げられ、4WDモデルには、雪道などの滑りやすい下り坂や険しい傾斜を降りる際に自動でブレーキをかける「ダウンヒルアシストコントロール」と、片輪のタイヤがスリップするようなぬかるみなどでタイヤが空転した時に、グリップを回復させる「グリップサポート」を装備。
エンジンは直列3気筒自然吸気とターボの2種類で、全車CVTが組み合わされます。
「キャスト アクティバ」の価格は2WDが122万5800円から、4WDが135万5400円からです。