クルマを楽しむならコレ! 人気上昇中オススメ200万円台輸入ホットハッチ5選
サソリのマークは伊達じゃない「595」もギリギリ200万円台
●ルノー「カングー ゼンMT」249万9000円
フランス本国では「働くクルマ」として愛されているルノー「カングー」は、2002年から日本に導入され、現行モデルは2009年に発売された2代目です。
「カングー」は両側スライドドア(手動)のハイトワゴンで、初代と2代目の前期型では5MT、現在は6MTとなっています。
MTのグレードは「カングー ゼンMT」のみですが、これまでに一旦MTの販売が終了し復活するという珍しいケースでした。
搭載されるエンジンは前期型では1.6リッター自然吸気でしたが、後期型は1.2リッター直列4気筒ターボとなり、出力は115馬力を発揮します。
ボディサイズは全長4280mm×全幅1830mm×全高1810mmと、幅は大きめですが全長が短い分取り回しは良好です。
なお「カングー」は5人乗りの2列シートに荷物もたくさん積め、デザインも好評とあって、日本で一番売れているルノーのクルマとなっています。
「カングー ゼンMT」の価格は249万9000円です。
ルノーはほかにも「トゥインゴ ゼンMT」(177万円)、「トゥインゴ GT」(229万円)にMTが用意されています。
●アバルト「595」299万円
フィアットの小型車をチューニングして、数々のレースで活躍することで名を馳せたアバルトは、現在フィアットグループのブランドのひとつになりました。
いまもフィアットをベースにチューニングしたクルマをアバルトから販売していて、もっとも安価なモデルが「500(チンクエチェント)」をベースにしたアバルト「595」です。
価格は299万円とギリギリ200万円台ですが、フィアットブランドでは定期的に限定のMT車が販売されています。ほかにも「595」は複数のグレードを展開し、それぞれMTを用意していたり、オープンスポーツの「124スパイダー」にもMTがあります。
「595」は出力145馬力のパワフルな1.4リッター直列4気筒ターボ5MTを搭載し、5MTが組み合わされます。
全長3660mm×全幅1625mm×全高1505mmと軽自動車よりひと回り大きな車体は非常にコンパクトですから、日本の狭い峠道などで本領が発揮されるでしょう。
【了】