やっぱり軽自動車も「顔」が命! フロントフェイスが特徴的なクルマ5選
軽自動車もイカツイ系が流行り!?
●スズキ「アルト」
初代「アルト」は1979年に発売され、2014年に発売された現行モデルは8代目になります。
独特な形状のヘッドライトは、中におさめられている丸型のライトと角型のウインカーが目立つようにクリアーになっていて、軽自動車らしからぬ眼力を表現しています。
フロントグリルも特徴的で、スズキのエンブレムを中心として左右非対称に設置されたスリットや、クロームメッキに頼らないデザインが、よりいっそうのシンプルさを表現しています。
これは「クオリティ×プロポーション」というデザインテーマのもと、老若男女問わず好きになれるデザインを目指したといいます。
また、近年流行の背の高い形状ではなく、フロントからリアまでの流れるようなラインのボディは、見た目のシンプルさだけではなく、先代比で60kgの軽量化を実現しました。
「アルト」は衝突被害軽減ブレーキや誤発進防止ブレーキなどの先進安全装備「セーフティサポート」を「X」と「S」グレードに標準装備。ほかのグレードでも装着車を設定し、予防安全性能アセスメントにおいて先進安全車「ASV」を獲得しています。
●ホンダ「N-BOXカスタム」
ホンダ「N-BOXカスタム」は、日本で一番売れているクルマである「N-BOX」シリーズのカスタムモデルです。
2017年からの現行デザインでは近年の「ホンダ顔」になっていて、メッキバーを中心とした吊り上がったLEDヘッドライトが特徴的です。
フロントウインカーには流行のシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)をホンダそして軽自動車として初めて採用したことも話題になり、単なるフロントのデザインだけでなく、走行中に動く光で個性を表現しています。
また、先進安全装備「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をホンダの軽乗用車として初めて採用。新たに後方誤発進抑制機能を全タイプに追加するなど、安全面にも力を入れているクルマです。
●三菱「eKスペースカスタム」
三菱「eKスペースカスタム」は、車内スペースの広さに定評があるハイトワゴンタイプの軽自動車です。
「eKスペース」のかわいい雰囲気とは異なり、三菱が提唱するフェイスデザインのアイコンである、力強いパフォーマンスとプロテクションの安心感を表現した「ダイナミックシールド」を採用し、バンパーまで伸びた大きなグリルは、とても力強いスタイリングに貢献しています。
また、ヘッドライトは標準でLEDを装備し、リアもLEDを使ったクリアレンズのテールランプになり、ベース車である「eKスペース」との違いを明確にするデザインに。
先進安全装備は歩行者にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「FCM-City」と「誤発進抑制機能」をセットにした「e-Assist」を全車に標準装備。さらにマルチアラウンドビューモニター(バードアイビュー機能付き)を標準装備する「G Safety Package」「T Safety Package」を設定しており、安全面の充実が図られました。
【了】