高速道路上の「まさか!」事故が絶えない NEXCO西日本発の「安全運転4箇条」とは

逆走事故の防止に向けたNEXCO西日本の取り組み

 高速道路における逆走は、ひとたび事故が発生すると重大事故となります。何の落ち度もなく運転されているドライバーにも、甚大な被害をもたらす可能性がある非常に危険な行為です。

 過去には、逆走に起因する死亡事故も発生し、NEXCO西日本ではこうした状況を受け、逆走事故ゼロを早期に実現すべく取り組みを開始しており、具体的な対策は以下となっています。

NEXCO西日本のハードによる逆走対策

■ ハード対策
 現在、高速道路関係6会社では、国土交通省をはじめ関係機関と連携して、全てのIC・JCT部等での物理的・視覚的対策を進めており、NEXCO西日本においては平成29年10月をもって完了しました。

 現在は引き続きICの一般道接続部の逆走対策、及び料金所前後の開口部の締め切り対策を進めております。

■ ソフト対策(逆走防止に向けた啓発・広報の強化)
 NEXCO西日本では、従前より、ホームページや各種チラシ・リーフレット、キャンペーン等により逆走防止に向けた啓発・広報を行うとともに、逆走防止用啓発教材を作成し、西日本エリアの各警察関係機関へ配布及び本教材のホームページへの掲載を行っております。

 また、NEXCO東日本・中日本と連携した逆走防止統一啓発として、平成30年に引き続き、平成31年においてもテレビ等のマスメディアを通じた広報を実施してまいります。

※ ※ ※

 高速道路上の安全運転について、NEXCO西日本は、『安全運転のお願い』を紹介しています。

1.漫然運転やわき見運転をしない!
2.車外放出事故防止のために、全席・全員シートベルト着用を!
3.万が一事故・故障に遭われた場合「後続車に合図」のうえ、速やかに「安全な場所へ避難」し、110番・道路緊急ダイヤル(#9910)などで「通報」を!
4.悪質・危険な運転に追われるなどした場合、SA・PA等に避難して、ためらうことなく110番通報する!

 このように事故撲滅のために様々な対策は確実に進んでいます。しかし、ドライバーや同乗者の意識も変わっていかなくてはなりません。

【了】

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