トヨタ 新型「スープラ」400万円台で出る? 86ユーザーが手の届く範囲の価格に すでに北米は兄弟車BMWより超安い
どうなる? 新型「スープラ」日本仕様の価格
もうひとつ気になるのは、価格です。
現時点においては、日本仕様の価格は公表されていません。しかし、すでに価格は発表されたアメリカ仕様(6気筒モデルだけを設定)ではベースグレードが4万9990ドル(約545万円)からで、驚くことに同じエンジンを積む「Z4」のベースグレード(6万4695ドル)より150万円以上安い設定。これは驚きです。
アメリカの販売価格は日本より安く設定されるのが通常で、日本ではそこに消費税が加算されての表記となるうえに6気筒モデルは装備が充実するので「RZ」は650万円以上の価格になると推測できます。なかなか手が届かないというのが正直なところです。
ところで、6気筒と4気筒をラインナップするBMW 4シリーズの日本でのプライスリストを見ると、6気筒に対して4気筒のベーシックエンジンの価格は約250万円安い設定です。その法則を当てはめると、日本においては4気筒エンジンのベーシックグレード「SZ」であれば、400万円台もあながち的外れな予想価格とはいえません。
多田氏は「『高いんでしょ?』とよく尋ねられますが、86に乗っていた人が手の届く範囲の価格にする」と答えています。
はたして「手の届く範囲の価格」がどのくらいなのか、貯金をしながら日本発売まであと数ヶ月待ちましょう。