トヨタ「スープラ」も17年ぶりに復活! 一度消えて復活した国産車5選

2002年に生産が終了した「スープラ」ですが、2019年1月14日に17年ぶりとなる復活が発表されました。このように、国内で一旦生産を終えてから復活したクルマはいくつもあります。そこで、復活して発売された国産車5車種をピックアップして紹介します。

ピックアップトラック市場に再び火が灯った

●トヨタ「ハイラックス」

レジャーにも仕事にも活躍できる「ハイラックス」

 2017年にトヨタは13年ぶりに「ハイラックス」を発売しました。日本ではかつて、トヨタ、日産、三菱、マツダから、ピックアップトラックが発売されていましたが、各社が撤退を始め、トヨタのみならず完全に消えてしまうことになります。

 そして「ハイラックス」の発売で、国内の量産ピックアップトラックも復活することになりました。

 エンジンは2.4リッターのクリーンディーゼルを搭載。駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備し、高い悪路走破性能を持つ4WD車です。

 また、キャビンは「ダブルキャブ」と呼ばれる4ドアとなっており、5人の乗員と最大積載量は500kgの積載が可能なので、働くクルマとしてだけでなく、レジャー用のクルマとしても使えるピックアップトラックとなっています。

●ホンダ「インサイト」

ホンダの低燃費技術が惜しみなく投入された「インサイト」

 1999年に発売された初代ホンダ「インサイト」はとにかく低燃費化に的を絞ったストイックなクルマでした。乗車定員も2名と割り切り、ボディにアルミを多用した徹底的な軽量化と、空力性能を極限まで高めていました。

 2代目では、さすがに2シーターでは売れないので5人乗りの4ドアハッチバックとなり、「プリウス」に対抗するかたちで2009年に発売されました。しかし、燃費性能で「プリウス」には勝てず、2014年は生産が終了します。

 そして、2018年に4年ぶりとなる3代目が復活することになりました。シャシは「シビック」をベースとして、パワートレーンは1.5リッター+モーターのハイブリッドのみになります。

 ボディサイズは5ナンバーだった先代よりかなり大型化していますが、燃費性能はJC08モードで34.2km/L(LXグレード)と大幅に向上しています。

トヨタ「スープラ」、ホンダ「CR-V 」など復活した国産車5車種の画像を見る(21枚)

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