トヨタ「スープラ」も17年ぶりに復活! 一度消えて復活した国産車5選
ピックアップトラック市場に再び火が灯った
●トヨタ「ハイラックス」
2017年にトヨタは13年ぶりに「ハイラックス」を発売しました。日本ではかつて、トヨタ、日産、三菱、マツダから、ピックアップトラックが発売されていましたが、各社が撤退を始め、トヨタのみならず完全に消えてしまうことになります。
そして「ハイラックス」の発売で、国内の量産ピックアップトラックも復活することになりました。
エンジンは2.4リッターのクリーンディーゼルを搭載。駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備し、高い悪路走破性能を持つ4WD車です。
また、キャビンは「ダブルキャブ」と呼ばれる4ドアとなっており、5人の乗員と最大積載量は500kgの積載が可能なので、働くクルマとしてだけでなく、レジャー用のクルマとしても使えるピックアップトラックとなっています。
●ホンダ「インサイト」
1999年に発売された初代ホンダ「インサイト」はとにかく低燃費化に的を絞ったストイックなクルマでした。乗車定員も2名と割り切り、ボディにアルミを多用した徹底的な軽量化と、空力性能を極限まで高めていました。
2代目では、さすがに2シーターでは売れないので5人乗りの4ドアハッチバックとなり、「プリウス」に対抗するかたちで2009年に発売されました。しかし、燃費性能で「プリウス」には勝てず、2014年は生産が終了します。
そして、2018年に4年ぶりとなる3代目が復活することになりました。シャシは「シビック」をベースとして、パワートレーンは1.5リッター+モーターのハイブリッドのみになります。
ボディサイズは5ナンバーだった先代よりかなり大型化していますが、燃費性能はJC08モードで34.2km/L(LXグレード)と大幅に向上しています。