世界中で大ヒット! 本格四駆のスズキ 新型「ジムニー」、待ってでも欲しいと思える魅力とは

2018年に20年ぶりに全面刷新されたスズキ「ジムニー」「ジムニーシエラ」は、プロから一般ユーザーまで幅広い層に支持されて、あっという間に大ヒットモデルになりました。あまりの人気に増産も発表されましたが、まだまだ納期はかかるものと思われます。待ってでも「ジムニー」が欲しいと思わせる魅力は、どこにあるのでしょうか?

「ジムニー」「ジムニーシエラ」はライフスタイルを変える一台になる

 このように新型は「おっ、変わったね」という部分と、これまでと変わらない「ジムニーらしさ」がうまく融合しており、従来のジムニーファンに加えて、「ジムニーが欲しいけど、普段使いは厳しそう」と躊躇していた新たなユーザーのハートをゲットしたのでしょう。

スズキ「ジムニー」

 更に「ジムニー」は145.8万円から、「ジムニーシエラ」は176万円からと「ちょっと頑張れば買えるかもしれない」というお手頃な価格設定も、人気を大きく後押ししていると思っています。

 ただ、「ハスラー」「クロスビー」の兄貴分だと思って「ジムニー」を買いに行ったら、本格的すぎて躊躇してしまった、という話も聞きます。

 誤解してほしくないのは「ジムニー」が街乗り方向にシフトしたのではなく、あくまでもオフロードが本拠地であり、20年分の技術の進化により“結果的にそうなった”ということなのです。

 個人的には「ジムニー」「ジムニーシエラ」はライフスタイルを変える一台になると思っています。クルマは“移動の自由”を大きくサポートする存在ですが、「ジムニー」「ジムニーシエラ」は普通のクルマでは行けなかった所にも行ける、つまり活動範囲がより広がることを意味します。

 最初はオシャレで選んだとしても、次第に使いこなしたくなっていくクルマだと思います。人生は“キッカケ”が大事ですが、「ジムニー」「ジムニーシエラ」はそんなキッカケを与えてくれる存在かもしれません。

【了】

スズキ新型「ジムニー」「ジムニーシエラ」ってどんなクルマ?画像でチェック(42枚)

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Writer: 山本シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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