走行中の車検切れを捕捉! 国交省が実施した街頭検査の成果とは

2018年9月から運用を開始した「可搬式ナンバー自動読取装置」を使用した街頭検査の実施結果が発表されました。

車検切れ車両など8台に対する指導・警告を実施

 国土交通省では、全国で行う街頭検査に可搬式の『ナンバー自動読取装置』を導入し、公道を走行する車検切れ車両の把握や当該車両のドライバーに直接指導・警告する対策を2018年9月より開始しています。

車検切れのクルマを検知するシステム画面

 今回、国土交通省の関東運輸局は、「可搬式ナンバー自動読取装置」の導入実績を発表。正式な導入以降、2018年中は5県6箇所で街頭検査を実施し、読取台数5026台中車検切れ車両など8台を捕捉しました。

 内訳は、「車検切れ車両6台」「無登録車両2台」となり、そのドライバーに対して直接の指導や警告を実施。その結果、すでに6台の車両が車検を受けて有効期間を更新するなど、適切な手続きがされているといいます。

「街頭検査実施事例」
1.千葉県・香取郡神崎町(道の駅 発酵の里こうざき)読取台数:746台のうち2台を補足
2.茨城県・水戸市(国道123号線)読取台数:1010台のうち3台を補足
3.栃木県・日光市(日光だいや川公園駐車場)読取台数:536台
4.栃木県・さくら市(国道293号線側道)読取台数:954台のうち1台を補足
5.群馬県・渋川市(下箱田検量所)読取台数:764台のうち2台を補足
6.埼玉県・さいたま市(大宮警察署)読取台数:1016台

※ ※ ※

 関東運輸局は、「2019年以降も警察等関係者と連携して『可搬式ナンバー自動読取装置』を使用した街頭検査を実施し、引き続き車検切れ運行及び不正改造車の排除に努めて参ります」と説明しています。
 
【了】

【可搬式ナンバー自動読取装置による街頭検査の様子を画像で見る】

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