平成最後の「初日の出暴走」 国交省や警視庁の対策で16台に整備命令を発令
昔から年末年始になると「初日の出暴走」が話題となります。今回、国土交通省や警視庁の連携による特別街頭検査が実施されました。
東京・山梨運輸支局管内で実施
例年、12月31日の大晦日から1月1日の元旦に掛けて、クルマやバイクで暴走する「初日の出暴走」が話題となります。年々、規模は縮小しているもののいまでも一部地域では住民を悩ます問題です。
今回、国土交通省の関東運輸局東京運輸支局及び山梨運輸支局は、自動車技術総合機構関東検査部、警視庁、山梨県警及び軽自動車検査協会と連携し、年末年始にかけて、「初日の出暴走」などにおける不正改造車を対象とした特別街頭検査を実施。
その結果、19台の車両を検査し、騒音基準を満たさないマフラーの取付け、最低地上高不足、違法な灯火器の取付け、回転部分の突出等の不正改造がされていた16台に対して整備命令書を交付し、改善措置を命じました。
今回、実施された場所は国交省の東京支局と山梨支局の管轄区域となる首都高速の環状線内回りと中央道の談合サービスエリア(下り)です。
●特別街頭検査の実施実績
・東京「首都高速道路都心環状線内回り 白魚橋駐車場」
2018年12月31日21時から2019年1月1日5時
検査車両台数:四輪車16台
整備命令書交付台数:四輪車13台
・山梨「中央自動車道 談合坂サービスエリア(下り)駐車場」
2018年1月3日9時から14時
検査車両台数:四輪車3台
整備命令書交付台数:四輪車3台
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整備命令の交付を受けた自動車の使用者は、必要な整備を行い、最寄りの運輸支局または自動車検査登録事務所で車両の確認を受けることになります。
【了】