三菱新型「デリカD:5」がアルヴェル化? ギラギラしたド派手顔に大胆イメチェン
進化した派生車や質感にこだわったインテリア
新型「デリカD:5」のエアロモデル「アーバンギア」もフロントのランプ類の配置は同様、横長のメッキグリルとエアロパーツが都会的でありながらでダイナミックな表情を見せています。
リアデザインは、標準モデルでレッドだったリアゲートガーニッシュをクリアに変更し、洗練されたイメージに見せるとともに、全体に調和するような一体型のリアバンパーを採用してモダンに仕上げました。
新型「デリカD:5」のインテリアは、シルバーや木目調の加飾を配することで、上質な室内空間を実現。水平基調でゆとりのある空間を実現するため、インパネ面を前傾させて解放感がある作りにしています。また、先代型「デリカD:5」では3つ並んでいたエアコンの操作スイッチが、新型「デリカD:5」ではインパネと調和するようなシンプルなデザインになりました。
SUVのスポーティさを感じられるシフトレバーや金属を用いた重厚なセレクトモードダイヤルなどは、質感や握り心地にこだわったそうです。
シートはハリのある織物をベースとし、幾何学模様で力強さや躍動感を表現するとともに、サイド部には起毛生地を採用することで、メイン材と異素材の組合せとしました。なお、ダイヤモンド柄のキルティングをほどこした本革シートもオプションで選択できます。
新型「デリカD:5」のパワートレインは、2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンと新開発の8速ATを組み合わせ、パワフルで滑らかな走行性能を実現。また、新型「デリカD:5」にはガソリンエンジンの設定はないため、それを補うために先代型のガソリンモデルが継続販売されます。
安全性能では、三菱の予防安全技術「e-Assist」を新たに採用。衝突被害軽減ブレーキシステムや後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)などの装備を追加することで、安全性も向上しました。
今回のニューフェイスが発表された際には、不満の声が多くありました。しかし最近では、大幅改良され向上した各種性能や機能の進化の度合いに合ったデザインだと評判の声も多くなっています。
好みは人それぞれですが、ニューフェイスとなった新型「デリカD:5」の今後も目が離せません。
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