“あっという間に友達になれる”ブリヂストン新型タイヤ「BATTLAX HYPERSPORT S22」の実力とは

ブリヂストンは、2019年2月に発売する新タイヤ、「BATTLAX HYPERSPORT S22」を発表。新たなるタイヤの性能を体感させるべく、ジャーナリストをテストコースへと招きました。

ライダーの厳しい要望を高次元でクリアし、低温、ウエットまで味方にするスポーツタイヤ

 現在、ブリヂストンは“BATTLAX(バトラックス)”というブランド名を掲げたオートバイ用の高性能タイヤを展開しています。

 そのなかには、人気のアドベンチャーツアラー向け “アドベンチャー”、ロード向けツーリングタイヤ“スポーツ・ツーリング”、サーキットでの走行にも対応した公道用スポーツタイヤ“レーシング・ストリート”、などのシリーズがあります。

 今回、新たに登場した「バトラックス・ハイパースポーツS22」は、“スポーツ・ツーリング”と“レーシング・ストリート”の間に位置するモデルです。

S22タイヤを装着したホンダCBR1000に試乗中の筆者(松井勉)

 ツーリング先のワインディングがなによりも楽しみ、サーキットだって楽しもう。ストリートに軸足を置きつつ、頂上の性能と裾野の広さが印象的で、ライダーの贅沢な要求を満たすスポーツラジアルタイヤ、それがS22です。

「BATTLAX /S」シリーズの歴史は、2012年に発売されたS20から始まり、2014年にS20 EVO、2016年にはS21へと進化してきましたが、新作S22はその後継モデルとなります。

 同シリーズは、高いグリップ感と軽快なハンドリング、ブレーキング時の安定性、耐摩耗性はもちろん、峠道を目指す高速道路での安定性や乗り心地、そして天候変化への対応力など、高いスポーツ性と日常性を求めるユーザーに向けたキャラクターを有しています。
 
 今回のモデルチェンジにあたり、S21からアップデイトすべく開発者達が注力したのは、新開発されたトレッドコンパウンド(天然ゴムおよび合成ゴムなどに、カーボンブラックや鉱物油などを混合した複合ゴム)の採用と、雨天時のコーナリングを想定し、トレッドのショルダー部分(コーナリング中、車体を寝かせた状態で接地するエリア)にある溝とブロックパタン比率の最適化です。

トラクションゴム部分に新コンパウンドを採用し、ブロックパタン比率を最適化したS22

 具体的には、フロントタイヤのセンター部分、リアタイヤのセンターとショルダーの中間に位置するトラクションゴム部分に、低温から高温まで幅広い温度状況で高いグリップを発揮するコンパウンドを採用。
 
 リアタイヤのセンター部分に、2輪タイヤでは初となる微粒子シリカ(燃費やウェット性能向上に欠かせない科学物質)を配合したコンパウンドを新たに採用することで、路面をつかむ力が向上。濡れた路面状況でも高いグリップを発揮するのが特徴です。

 ブリヂストンによると「シリカ表面には水と親和性が極めて高い部分が多数あり、トレッドゴムと路面間の凝着力が向上するため、ウェット性能が高くなります。微粒径のシリカを採用することでシリカと路面が接地する面積が増えるためウェット性能が高くなります。

 また、これまでもウェットグリップ向上を目的にオートバイ用タイヤにもシリカ自体は採用してきましたが、(シリカと路面との接触面積に優れる)粒径の小さいシリカは、補強性や分散性に課題があり摩耗性能の確保が難しかったのですが、今回、微粒径シリカの使いこなしを目指し、長らく続けてきた配合・製造面での最適化開発に一定の目途が立ったため、採用に至りました」と説明。
 
 コーナリングの軽快さなど、ハンドリングに関係するタイヤの断面形状は先代のS21を踏襲し、トレッドゴムと溝の配置などを徹底的に煮詰めることで、ハンドリングの軽快性とブレーキング時の安定性、ウエットグリップなどを向上させています。

ブリヂストン新型タイヤの試乗模様を画像で見る(12枚)

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