意外と凄い! スズキ「キャリイ」57年間の歴史 巨匠ジウジアーロデザイン世代もあった!

スズキの軽トラックといえば「キャリイ」。現行型は2013年にデビューして5年が経ち、いまが熟成の時期ともいえます。キャビンの大きな「スーパーキャリイ」も新たな仲間に加わり、軽トラックとしての魅力もアップしました。

今が旬の軽トラック、キャリイは1961年デビュー

 スズキの軽トラックといえば「キャリイ」。現行型は2013年のデビューから5年経ちました。5年は長いようですがモデルライフが10年程度になる軽トラックの場合、今が熟成の時ともいえます。また、キャビンの大きなスーパーキャリイも新たな仲間に加わっています。

1961年に発売された初代「スズライト キャリイ」

「キャリイ」の歴史は長く、1961年の「スズライト キャリイ」までさかのぼります。しかし、「キャリイ」の永遠のライバルであるダイハツ「ハイゼットトラック」は前年の1960年に登場しているため「キャリイ」よりわずかですが、歴史が長くなっています。

「キャリイ」はスズキ初の量産4輪車にして初の軽自動車である「スズライト」のトラック仕様として登場しました。2サイクルエンジンで排気量は当時の軽自動車の規格いっぱいの360cc。「スズライト」は前輪駆動で登場しましたが、「スズライト キャリイ」は後輪駆動で登場するなどメカニズムは異なっています。

「スズライト キャリイ」は現在のような前輪の上に運転席のある『キャブオーバータイプ』ではなく、ボンネットのあるピックアップトラックに近いスタイルでした。とはいってもボンネットは短く、エンジンは運転席の下という方式となっていました。「キャリイ」の生産は愛知県豊川市に専用の軽4輪トラック工場を新たに建設し、そこで大量生産が開始されました。

 1966年に登場した3代目から名称の「スズライト」が取れて「キャリイ」となるとともに、乗用車から独立。バンとトラックのふたつのボディタイプが用意される貨物車となりました。トラックのボディスタイルも現在と同じボンネットがない『キャブオーバータイプ』へと変更され、その後、何度かのモデルチェンジを経て11代目となる現行モデルまで続いています。

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