4年ぶり3度目の復活! ホンダ新型「インサイト」年内に発売 なぜ消えては復活を繰り返すのか
ホンダは、ハイブリッド車「インサイト」の新型モデルを2018年内に発売すると発表しました。日本国内には、約4年ぶりの復活となり、今回のモデルで3代目になります。なぜ、このタイミングで日本国内に導入されるのでしょうか。
新型「インサイト」は2018年内に発売
ホンダは、新型ハイブリッド車「インサイト」を2018年内に発売するとアナウンス。日本国内に復活するのは約4年ぶりとなります。
今回のフルモデルチェンジで、3代目となる「インサイト」。車名は、『洞察(本質を見る)・眼識(真偽を見分ける)』といった意味をもっています。
初代モデルは、1999年から2006年に登場し、当時“世界No.1低燃費”を実現。その後、2代目モデルは2009年から2014年に登場と日本国内では、継続的な販売は行われず空白期間が存在します。今回、約4年ぶりの登場となる新型「インサイト」にはどのような特徴があるのでしょうか。
ホンダが「インサイト」を日本国内で展開する理由に、『2030年に四輪車グローバル販売台数の3分の2を電動化する』を目指しているほか、ハイブリッド車が定着化し、ジャンル的にバリエーションが増えたこのタイミングで、“クルマの本質価値”を提供するハイブリッドセダンの新型「インサイト」を投入するとしています。
新型「インサイト」は、『走り』『デザイン』『安全』などの面でクルマの本質的な魅力を盛り込んだモデルに進化。『走り』では、ホンダ独創の2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を1.5リッターガソリンエンジンと組合せて搭載。走行モードには『EV ドライブモード』『ハイブリッドドライブモード』『エンジンドライブモード』の3つが選択でき、常用域から高速走行、スポーティな状況まで効率的で低燃費な運転を楽しむことができます。
『デザイン』では、流麗なシルエットで美意識を表現することを第一に開発。フロントノーズからリアエンドまで品格を備えたデザインとなり、日本仕様には、日本刀をイメージしたフロントグリルやトランクスポイラーが採用されています。
また、新型N-BOX以降の新型モデルにはすべて標準装備していくとホンダが公言しているとおり、衝突軽減ブレーキ(自動ブレーキ)や渋滞時追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を始めとする、先進安全技術「ホンダ センシング」を全タイプに標準装備しています。