全長4.6mの三菱「“最新”3列SUVミニバン」に注目! 新車239万円で後席広びろ! 9年目でもなお進化する「エクスパンダー」インドネシアモデルが現地ショーで展示 どんな車?
本格クロスカントリーSUV「パジェロ」の復活に湧く三菱自動車ですが、最大の市場であるアジアに目を向けると日本にはないミニバンも販売されています。そのうちの「エクスパンダー」について、インドネシア最大級の国際オートショー「GIIAS2026」で見た実車の詳細を解説します。
実車は「後席の広さ」が魅力的? 現地の人気の高さを実感
実車をチェックしてみると、手頃なサイズ感ながら、FFのみの強みを活かし、室内空間は広々。3列目シートの空間確保も頑張っています。
また後席用のサーキュレーターも備わっており、全席が快適になるように配慮されています。まさに南国では重要なアイテムです。
デザインの印象では、フェイスリフトでエクスパンダーに力強さが加わったものの、フェンダーモールなどの加飾はなく、クロスオーバーというよりもミニバンっぽいと感じました。
一方で、エクスパンダークロスは、SUVらしいプロテクション風の加飾が特徴。ボディ周りの樹脂製モールや専用デザインバンパーが採用され、さらにルーフレールも標準化。
SUV風味が強く、ボディカラーにもアース系カラーの「グリーンブロンズメタリック」を設定するなど、より現代的かつSUVらしいものに。

さらに内装も、海外向けの三菱上級車に使われるバーガンディーを使った明るい内装となるのもポイントで、個人的にはエクスパンダークロスの方が魅力に感じました。
内装デザインに新鮮味はありませんが、作りは良いので、長く愛用するならば悪くない選択であり、それが現地の人気にも繋がっているではないでしょうか。
昨年のインドネシアの新車販売では、エクスパンダーが9位となる1万6263台で最も売れている三菱車となります。この数字には、エクスパンダークロスは含まれず、同車も22位の8761台を記録しています。
この両者を合わせると2万5024台となるため、8位に浮上することになり、現地におけるエクスパンダーシリーズの人気が伺えます。
価格はエクスパンダーが、2億7450万ルピア(約239万円・2026年9月上旬のレート、以下同)~3億4800万ルピア(約303万円)。
エクスパンダークロスが3億4800万ルピア(約303万円)~3億7400万ルピア(約326万円)となるので、エクスパンダーが優勢なのは価格の影響でしょう。
ただ裏を返せば、3分の1ほどが最上級グレードともいえるので、個人ユーザーの人気の高さの裏付けともいえそうです。
Writer: 大音安弘
1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者へ。その後、フリーランスになり、現在は自動車雑誌やウェブを中心に活動中。主な活動媒体に『ナビカーズ』『オートカーデジタル』『オープナーズ』『日経トレンディネット』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。






















































