約175万円から! 「ジムニー」兄貴分のサイズ感がイイ! 全長4m以下×地上高226mmで悪路も余裕! “6速MT”&本格4WD備えたインドの3ドアSUV マヒンドラの“本格”オフローダー「タール」とは
インドのマヒンドラが本国で販売する「タール」は、全長4mを切る本格オフローダーです。地上高226mmに6速MTと4WDを備えた同車は、一体どのようなモデルなのでしょうか。
ジープ直系の血統を継ぐ“全長4m以下”の本格オフローダー
インドの自動車メーカー、マヒンドラが本国で販売するSUV「タール(Thar)」は、全長4mを切るボディに本格的な4WDシステムを積む、無骨な3ドアオフローダーです。
マヒンドラは第2次世界大戦後にウィリス・ジープのライセンス生産からクルマづくりを始めた、オフロード4WDを得意とするメーカー。タールはその系譜を受け継ぐモデルで、インドでは「ジムニー」の兄貴分にあたるサイズ感の本格オフローダーとして人気を集めています。
初代タールは2010年に登場。現行モデルは2020年10月に発売された2代目で、ラダーフレーム構造を採用し、6速MTまたは6速AT、4WDシステムを組み合わせた本格オフローダーとして刷新されました。
2024年には5ドアの「タール ロックス」が加わりました。3ドアのタールも2025年10月に改良を受け、内外装の刷新に加え、快適装備やコネクティビティ機能が強化されています。
エクステリアは、7スロットの縦型グリルに丸目のヘッドライトという伝統的なオフローダーのスタイルです。前後は張り出したフェンダーで囲まれ、リアには外付けのスペアタイヤを備えます。ホイールは16インチまたは18インチが用意されます。
ボディサイズは全長3985mm×全幅1820mm、全高は仕様によって異なり約1850mm、ホイールベースは2450mmです。全長は3890mmのスズキ「ジムニーノマド」に近い一方、全幅は1820mmとノマドの1645mmに比べワイドです。最低地上高は226mmを確保しています。
悪路への備えも本格的です。4WD車はトランスファーで副変速機を選べる仕組みで、前輪はダブルウィッシュボーン、後輪はマルチリンクのリジッドアクスルという組み合わせ。乗車定員は4人です。

インテリアは、一部改良で10.25インチのタッチスクリーンを採用。リアのエアコン吹き出し口やドアマウント式のパワーウインドウスイッチ、前席のアームレスト、リバースカメラなども備わり、道具感の強い内装ながら日常での使い勝手も高められています。
パワートレインは3種類です。2リッター直列4気筒ターボガソリン「mStallion」は最高出力112kW(約152PS)を発揮し、最大トルクは6速MTが300N・m、6速ATが320N・mです。
2.2リッター直列4気筒ターボディーゼル「mHawk」は97kW(約132PS)・300N・m、1.5リッター直列4気筒ターボディーゼル「D117 CRDe」は87.2kW(約119PS)・300N・mを発揮します。
1.5リッターディーゼルは後輪駆動の6速MTを設定します。2リッターガソリンは後輪駆動の6速ATと、4WDの6速MT/6速ATを用意。2.2リッターディーゼルは4WDの6速MT/6速ATを設定します。
現行タールは「AXT」「LXT」の2トリムを基本に、エンジン、トランスミッション、駆動方式を組み合わせた複数の仕様を設定します。
インドでの価格は103万2000ルピー(1ルピー=1.7円換算で約175万円。2026年8月中旬時点、以下同)からで、最上級のLXT 2.2リッターディーゼル4WD・6速ATは179万9500ルピー(約306万円)です。
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現時点でタールの日本導入はアナウンスされていません。とはいえ、全長3985mmのコンパクトなボディに、最低地上高226mm、副変速機付き4WD、6速MTまで用意し、現地価格は約175万円から。
日本の道路環境でも取り回しの良いサイズ感や、手頃な価格を考えると、オフロード好きには興味深い1台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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