新車174万円から! トヨタ「“小さな”スライドドアワゴン」に反響続々! 「“シエンタ”より小さくて楽!」「“軽”より広くて使いやすい」の声! 今なおバカ売れの「ルーミー」に寄せられた“リアルな評判”とは!
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2026年上半期の乗用車ブランド通称名別順位で、トヨタ「ルーミー」は5万2342台を記録し、登録車で5位にランクインしました。発売から10年目を迎えるこのロングセラーモデルは、なぜ今も高い人気を保ち続けているのでしょうか。
発売10年目でも人気台数5位、ルーミーが選ばれ続ける理由
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2026年上半期の乗用車ブランド通称名別順位で、トヨタ「ルーミー」は前年比116.6%となる5万2342台を記録し、登録車で5位にランクインしました。発売から10年目を迎えるこのロングセラーモデルは、なぜ今も高い人気を保ち続けているのでしょうか。
ルーミーは、2016年11月にダイハツからのOEM車両として誕生したコンパクトなトールワゴンです。
広々とした空間を意味する「Living」と、余裕ある走りを意味する「Driving」を掛け合わせた「1LD-CAR」をコンセプトに掲げ、子育てファミリーをはじめとする幅広いユーザーの日常にフィットするモデルとして開発されました。
ボディサイズは全長3700mm~3705mm×全幅1670mm×全高1735mmという取り回しの良いサイズにもかかわらず、前後乗員間距離は最大1105mmを確保しました。
最小回転半径は4.6mと小回りが利き、乗り降りしやすい両側パワースライドドアも採用。
パワートレインには1リッター直列3気筒の自然吸気エンジンと同ターボエンジンの2種類を設定しています。

登場後も継続的に改良が重ねられてきました。
2020年9月のマイナーチェンジでは、スマートアシストの検知対象に二輪車や夜間の歩行者を追加するとともに、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールを新たに搭載し、フロントフェイスのデザインも一新しました。
2024年12月には、後退時車両直後確認装置の装着義務化に対応する一部改良を実施し、9インチディスプレイオーディオとバックモニターを標準装備化しています。
現行のルーミーは、標準モデルの「X」「G」「G-T」と、エアロスタイルの「カスタムG」「カスタムG-T」というグレードを展開しています。燃料消費率(WLTCモード)は、最も優れた自然吸気の2WD車で18.4km/Lです。
価格(消費税込)は、「X」(2WD)の174万2400円から、「カスタムG-T」の225万7200円までとなっています。
コンパクトなボディに広い室内空間、小回りの利く取り回し、そして手頃な価格帯を兼ね備えたバランスの良さこそが、10年目を迎えてもなお高い人気を維持している理由と考えられます。
それでは、この人気の理由について、販売店ではどのように分析しているのでしょうか。関東圏のトヨタディーラーの担当者は以下のように話します。
「ルーミーが根強い人気を保ち続けている最大の理由は、日常の街乗りに特化した優れた実用性にあります。
コンパクトミニバンの『シエンタ』よりさらに小さいサイズを希望されるお客様が多く、ルーミーの絶妙なサイズ感が高い支持を得ています。
全長3.7m×全幅1.67mで全高以外は『ヤリス』よりコンパクトなサイズなため、『取り回しや駐車がものすごく楽そう』とお客様からも好評です」
ほかにも人気の理由について関西圏のトヨタ販売店の担当者は以下のように話します。
「ルーミーが多くの層に支持されているひとつに両側スライドドアの圧倒的な利便性があります。低床設計に電動スライドドアを組み合わせることで、子育て世代から高齢の送迎用まで幅広く重宝されています。
ほかにもベースグレードなら170万からと手頃な価格設定と売れ筋ということも安定したリセールバリューも購入の後押しとなっています。
また、ホンダ『N-BOX』などの軽ハイトワゴンの購入検討者の方からも引き合いに出されることもありますが、室内スペースを比較され、最終的にルーミーを選択される数多くいらっしゃいます」
発売から10年目という節目を迎えてなお販売台数上位をキープするルーミーは、コンパクトカーとミニバンの利便性を両立した稀有な存在として、これからも販売店の現場で支持を集めそうです。
Writer: 本城庵
自動車分野を専門とするWebライター。軽オープンカー、輸入車、EV、バイクまで幅広い車種経験を活かした記事を執筆。運行管理者資格を保有し、交通事情や物流業界など専門性の高いテーマにも対応。































