「シエンタ」より小さい日産「“3列7人乗り”ミニバン」に注目! 全長4m未満の“ちょうどいいサイズ”! 5速MTもある「グラバイト」印国仕様とは
2026年2月、日産のインド法人は、新型MPV(ミニバン)の「グラバイト」を発売しました。一体、どのような特徴があるのでしょうか。
シエンタより小さいコンパクトな日産ミニバン
日産のインド法人は、2026年2月に新型MPV(ミニバン)「グラバイト(Gravite)」の販売を開始しました。
近年、日産はインド市場において攻勢を強めており、コンパクトSUV「マグナイト」のヒットに続き、2026年には新型SUV「テクトン」を発表するなど、現地でのモデル拡充を進めています。
そして2026年2月、様々な言語や文化が共存するインド社会において、多様化するファミリー層の価値観やライフスタイルに応えるMPV(日本でいうミニバン)として、グラバイトを投入しました。
同車は、ルノーが2019年からインドで販売しているコンパクトマルチスペースカー「トライバー」の兄弟車です。両社のアライアンスのもと、2025年に進化を遂げた最新仕様をベースに日産独自のデザインへと一新。初代モデルとして登場しました。

ボディサイズは全長3987mm×全幅1734mm×全高1644mmです。日本で人気のコンパクトミニバンであるトヨタ「シエンタ」の全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mmと比べると、グラバイトの全幅は39mmワイドですが、全長は273mm短く、全高は51mm低くなっています。
また、グラバイトは182mmの最低地上高を確保しており、シエンタの最低地上高140mmと比較して高めのロードクリアランスに設定されているため、起伏のある路面や不整地でも余裕を持って走ることが可能です。
エクステリアは、伸びやかなフロントフォルムやタフな印象を与えるロアバンパー、張り出したホイールアーチ、ボディ各所のクラッディング(樹脂パーツ)などにより、SUVのような雰囲気を表現。
フロントやリアに配されたシグネチャーの「Cシェイプ」はデザインの中核を担っており、上質で現代的な雰囲気とともに、日産車と一目でわかる存在感を生み出しています。
インテリアは広さと実用性を重視した設計となっており、2名から7名まで柔軟に対応できるシートレイアウトを採用しました。
2列目シートにはスライド、リクライニング、折りたたみ機構を装備。50:50分割可倒式の着脱可能な3列目シートを取り外すことによって、最大625リットルの広大な荷室空間を作り出せます。
また、すべての席で十分な頭上高を確保したほか、熱帯地域の環境に合わせた後席への通気口付きエアコンや各所に収納スペースを配置することで、快適に過ごせる空間を追求しました。
先進装備面も充実しており、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した20.3cmディスプレイのほかに、接近時アンロック・降車時オートロック機能やスマートフォンのワイヤレス充電機能、前後パーキングセンサーなどを採用しています。
パワートレインは、最高出力72馬力を発揮する1リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載しており、トランスミッションは5速MT、および5速AMTを用意。駆動方式はFF(前輪駆動)のみです。
安全性能では、6つのエアバッグやビークルダイナミクスコントロール(VDC)を含む30項目以上の安全装備を標準装備化しています。
ラインナップは、5速MTのみとなる「VISIA」「ACENTA」と5速MT、5速AMTの両方を用意する「N-CONNECTA」「TEKNA」を設定。さらに発売を記念した特別仕様車「ローンチエディション」も用意されています。
インド市場での現地価格は57万3400インドルピー(日本円で約95万円)から90万8500インドルピー(約150万円)です(2026年8月下旬時点のレート)。
Writer: くるまのニュース編集部
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