常磐道〜東北道間「南北100kmの快適バイパス」が4車線化! 「一部ほぼ高速」最速ルートに残る「平面交差」を完全解消! 国道408号「真岡南バイパス」が4車線供用開始
栃木県は2026年7月11日、4車線化工事を終えた国道408号「真岡南バイパス」の供用を開始しました。
地元産業を支える鬼怒川テクノ通りが全線4車線に
栃木県真岡市で2026年7月11日、4車線化工事を終えた国道408号「真岡南バイパス」の供用が同日15時に開始されました。
平面だった交差点の立体化で、交通にどのような変化がもたらされるのでしょうか。
国道408号は、千葉県成田市と栃木県高根沢町を南北に結ぶ総延長約124kmの一般国道です。
茨城県牛久市、つくば市、栃木県真岡市、宇都宮市などを国道294号や121号と重複しながら経由し、国道51号「成田街道」や、茨城・福島のメインルートである国道6号、東北の大動脈である国道4号のほか、各県の主要な国道・県道などと接続を持ちます。
また、294号との重複区間内にあるつくばみらい市の常磐道 谷和原ICから408号を通り抜け、矢板市内の4号 東北道 矢板ICまでは、約100kmの地域高規格道路「常総・宇都宮東部連絡道路」を構成する区間となっています。

さて、今回4車線供用が始まった真岡南バイパスは、栃木県南部の真岡市内を南北に結ぶ延長3.5kmの区間です。「真岡バイパス」「真岡北バイパス」「真岡宇都宮バイパス」と合わせて、一部80km/h制限となる約14kmの「鬼怒テクノ通り」を構成します。
真岡南バイパスは2021年(令和3年)3月20日に暫定2車線で開通した後、接続する他バイパスと同様の4車線化に向けた工事が進められてきました。
4車線化の肝となったのは「真岡IC南陸橋」です。暫定開通時は、東西軸の主要ルートとなる県道47号線「真岡上三川線」と平面交差でしたが、陸橋によって立体交差に変更され、4車線の交通を実現しました。
これによりバイパスの交通が止まることなく流れるようになり、所要時間の短縮につながります。
真岡南バイパスなどで構成される鬼怒テクノ通り沿線は、真岡工業団地といった産業集積地、主要工業団地が集中しており、朝夕の通勤時間帯に慢性的な交通渋滞が発生しておます。
今回の4車線化によって、交通渋滞の緩和や物流の効率化などの効果を期待されています。
なお、真岡南バイパスのさらに南側、294号重複区間では、2027年度の完成予定とする「二宮バイパス」を4車線に拡幅する事業(延長4.1km)が進められており、北側の「八木岡バイパス」や茨城県内を40kmで結ぶ「常総バイパス」と合わせ、北関東の巨大な交通ネットワークとして機能するでしょう。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。











