唯一MotoGPに参戦中の中上貴晶選手選手 2019年も同チームから参戦決定
今週末行われるMotoGP第16戦日本GPを前に、LCR ホンダ・イデミツより参戦中の中上貴晶選手の契約更新が行われました。
契約更新は、ルーキー・オブ・イヤー獲得の原動力になるか?
FIMロードレース世界選手権(MotoGP)MotoGPクラスに「LCR Honda IDEMITSU(エルシーアール・ホンダ・イデミツ)」より参戦中の日本人ライダー中上貴晶選手は、2019年シーズンも引き続き、同チームより参戦することが決まりました。
中上選手は、2012年にMoto2クラスへ初参戦し2017年まで同クラスで戦っていました。ホンダが進めてきた、世界で活躍するアジア人ライダーを育成する取り組みの一環として、2014年からは「イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)」より参戦し、これまでに2度Moto2にて優勝しています。Moto2に参戦した6年間で最高の年間ライダーランキングは、2016年の6位です。
2018年は、念願のMotoGPクラスに昇格し、LCR Honda IDEMITSUより参戦。現在ランキング20位(第15戦終了時点)につけ、ルーキー・オブ・イヤーの獲得を目指しています。
中上貴晶選手は、「2019年もLCR Honda IDEMITSUでMotoGPに参戦できることを、本当にうれしく思います。多大な支援をいただいている出光興産さま、私を信頼して、戦える環境を用意してくれるホンダ、HRCには感謝してもしきれません。
LCR Honda IDEMITSUはプロフェッショナル集団で、最高峰クラスへのデビューシーズンに臨んだ私にとっては、最高のチームでした。代表のルーチョ、そしてチームクルーたちと引き続き戦えることがとてもうれしいです。新シーズンが待ちきれない思いですが、今週末のもてぎでのホームレース、そしてシーズン残りの戦いにも集中してがんばっていきます」とコメントしています。
今年のMotoGPも残り数戦ですが、ルーキー・オブ・イヤーの獲得、表彰台の頂点を目指す中上選手の走りに期待しましょう。
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