トラックの屋根上にある「謎の小部屋」がスゴかった! 「なぜこの場所なのか…」の疑問も“解決”! 知られざる内部構造と「驚きの役割」とは
「大型トラック」の運転席の屋根の上に取り付けられた、大きなボックス状の構造物。実はこの「謎の小部屋」は画期的な装備だったのです。
トラックの屋根上にある「謎の小部屋」がスゴかった!
高速道路のサービスエリアや、幹線道路を走る「大型トラック」を見ていると、運転席の屋根の上に大きなボックス状の構造物や出っ張りが取り付けられているのを目にすることがあります。
一見すると、荷物を保管するキャリアや風よけ用のエアロパーツのように思えるこの「謎の小部屋」ですが、実は長距離ドライバーが休息をとるための専用仮眠スペースとして設計された画期的な装備です。
一般的な大型トラックでは、運転席のシート後方にベッドスペースが配置される設計が多く用いられてきました。
しかし、この方式では運転席部分が前後に長くなり、その分だけ荷物を積むための荷台スペースが狭くなってしまうという課題が存在しました。
そこで、限られた車体長の中で積載量を最大限に確保しつつ、ドライバーの休憩場所も確保するために考案されたのが、運転席の真上というデッドスペースを立体的に活用する手法です。

この屋根上に設けられた小部屋の内部は、見た目以上に快適な居住空間として作り込まれています。
大人が足を伸ばしてしっかり横になれる広さのベッドマットレスが敷かれているほか、小物を置く棚や照明、充電用のコンセント、空調ダクトなどが整えられている車両も多く見られます。
運転席からは車内の開口部にある専用のハシゴを伝って上り下りする構造となっており、外からの視線を完全に遮断できるプライベートな空間として機能します。
長距離運転の合間に周囲を気にすることなく静かな環境で身体を休められるため、ドライバーの疲労回復や労働環境の改善に大きな効果を発揮しています。
さらに、この滑らかなボックス形状は走行中の空気抵抗を減らす役割も果たしており、燃費向上にも貢献しています。
※ ※ ※
物流の効率化と働くドライバーの安全性を両立させるために工夫されたこの屋根上スペースは、日本の輸送現場を支える知恵の結晶と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。












