新たな「観音開き“FRセダン”」発表! 全長6m級ボディに“ブルーの専用デザイン”&「豪華内装」採用! クラフトマンシップを凝縮したロールス・ロイス「ファントム・レガッタ」英国で実車公開へ!
ロールス・ロイスは2026年7月2日、英国南海岸の海とレーシングヨット文化への敬意を込めたワンオフモデル「ファントム・レガッタ」を発表しました。ベースは「ファントム・エクステンデッド」で、ボディカラーからインテリアまで海の情景を表現した特別な一台です。
海とヨット文化を映した唯一無二の豪華セダン
ロールス・ロイスは2026年7月2日、英国南海岸の海とヨット文化への敬意を込めたワンオフモデル「ファントム・レガッタ」を発表しました。
ベースとなるのはロングホイールベース仕様の「ファントム・エクステンデッド」で、2026年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開されます。
「ファントム」は1925年に初代モデルが誕生した、ロールス・ロイスを代表するフラッグシップサルーンです。
それまで販売されていた「シルバーゴースト」の後継として登場し、約100年にわたり世界中の王室や国家元首、著名な実業家などに愛され続けてきました。
現行モデルは2017年に発表された第8世代で、アルミニウム製スペースフレーム構造「アーキテクチャ・オブ・ラグジュアリー」を採用した初のファントムです。
2022年にはマイナーチェンジが実施され、イルミネーテッド・パンテオングリルをはじめとするデザインのブラッシュアップや最新のコネクティビティ機能を採用するなど、さらなる進化を遂げています。
ロールス・ロイスでは、ファントムを単なる高級車ではなく「世界最高峰のラグジュアリーを体現するキャンバス」と位置付けており、オーナー一人ひとりの要望に応じたビスポークプログラムによって、世界に一台だけの仕様を実現できることも大きな魅力となっています。
そんな現行ファントムは標準ボディとロングホイールベース仕様のファントム・エクステンデッドをラインナップしています。
ボディサイズは標準モデルで全長5770mm(エクステンデッドは5990mm)×全幅2020mm×全高1645mm、ホイールベース3552mm(エクステンデッドは3772mm)という堂々たるサイズを誇ります。
エクステリアはブランドの象徴であるパンテオングリルや「スピリット・オブ・エクスタシー」、長いボンネットと流麗なプロポーションを特徴とし、一目でファントムと分かる圧倒的な存在感を放っています。
インテリアは最高級レザーや天然木、金属加飾を惜しみなく使用するとともに、助手席前方にはアート作品を収める「ギャラリー」を採用。
オーナーの希望に応じて絵画や刺繍、立体作品などを組み込めるなど、自動車の枠を超えた空間づくりが可能です。
パワートレインには6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力571PS、最大トルク900Nmを発生。
駆動方式はFRを採用し、8速ATと組み合わせることで、圧倒的な静粛性と滑らかな加速性能を実現しています。

今回発表されたファントム・レガッタでは、英国南海岸の海とレーシングヨットの世界観を細部まで落とし込んでいます。
エクステリアは深い海を思わせる「Regatta Blue(レガッタ・ブルー)」と「English White(イングリッシュ・ホワイト)」のツートーンカラーを採用。
ヨットの船体と水面の境界線をイメージした塗り分けとされ、22インチのフルポリッシュド・ディスクホイールは、レーシングヨットの磨き上げられたスチール製ウインチを表現しています。
インテリアでは、前席をネイビーブルー、後席をグレースホワイトで仕立て、海と白い帆をイメージしたカラーコーディネートを採用しました。
RRモノグラムには透明感のある沿岸の海を思わせるターコイズカラーが刺繍されています。
さらに最大の見どころとなるのが、助手席前方のギャラリーに描かれた「Watercolour(ウォーターカラー)」と名付けられたハンドペイント作品です。
専用塗料を用いて社内アーティストが制作し、波の動きや海面の表情を忠実に再現するため、2週間にわたり新たなブレンディング技法を開発したといいます。
天井には1307本の光ファイバーを手作業で配置したビスポーク・スターライトヘッドライナーを採用。
ワイト島周辺の潮流をモチーフとしており、イルミネーテッドドアとの組み合わせによって幻想的な室内空間を演出します。
また、リアのピクニックテーブルはヨットのデッキをイメージした特別な仕上げとなっており、ロイヤルウォールナットを16枚の板材として左右対称に配置。
その間には幅わずか2mmのブラックボリバー材を継ぎ目なく組み合わせるなど、約120時間にも及ぶ精密な手作業によって完成されています。
さらにエアベントには隠された演出として、グッドウッド・ハウスとロールス・ロイス本社の位置を示す座標が刻印されており、この一台が誕生した場所へのオマージュとなっています。
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ファントム・レガッタは、単なる特別仕様車ではなく、英国南海岸の自然やヨット文化、そしてロールス・ロイスが培ってきたクラフトマンシップを一台に凝縮した芸術作品といえる存在です。
ボディカラーやインテリア素材だけでなく、ギャラリーのアートワークやスターライトヘッドライナー、ヨットデッキを思わせるピクニックテーブルなど、あらゆるディテールが一つのストーリーとして構成されています。
世界に一台だけのファントム・エクステンデッドとして製作されたファントム・レガッタは、ビスポーク部門の高い表現力を示す象徴的なモデルとなりました。
2026年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで披露されることで、ロールス・ロイスが追求する究極のラグジュアリーと職人技を世界へ向けて改めて発信する一台となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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