50年ぶり復活! 新「“2ドア”スポーツカー」に注目! “1万回転”回る「330馬力」エンジン×超軽量ボディ! 内装もめちゃカッコいいフォード「エスコート Mk1 RS」英国モデルとは
フォード「エスコート Mk1 RS」が、完全新造モデルとして半世紀ぶりに復活し、2026年6月8日に開催された英国「ロンドン・コンクール2026」にて生産仕様に近いプロトタイプが公開されました。フォード公認の限定車ですが、どのようなクルマなのでしょうか。
半世紀を経て“フォード公認”で完全新設計される名車
フォード「エスコート Mk1 RS」が、半世紀ぶりに新車として蘇ります。手がけたのは英国のボアハム・モーターワークス(Boreham Motorworks)です。
2024年12月に発表され、2026年6月8日には「ロンドン・コンクール2026」で生産仕様に近いプロトタイプが公開されました。ボアハムはこれを、レストモッドではない「コンティニューモッド(Continumod)」と称しています。
ドナー車を使わず一から新設計し、フォード公認のシャシナンバーが与えられます。生産は世界150台限定です。
エスコートのRS系モデルは、ロード、サーキット、ラリーステージで性能を磨いてきたモデルで、今回のモデルは初代Mk1のRS系譜を現代の技術で再解釈した2ドアスポーツカーです。
ボディはオリジナルの設計図をデジタル再現したマスターシェルから製作。スチール構造にカーボン製のボンネットやトランクを組み合わせ、剛性をオリジナル比50%高めました。

ボディサイズは全長3780mm×全幅1703mm×全高1335mm。ホイールベースをオリジナルから30mm延長し、1968年のレーシングエスコートに倣ったジオメトリーを採用。フロントは専用サブフレームとマクファーソンストラットを組み合わせます。
エクステリアは、張り出したオーバーフェンダーにあたるバブルアーチが特徴です。ヘッドライトやテールランプはLED化され、外装のブライトウェアにはビレット削り出しのアルミニウムやステンレススチールなどが用いられています。
デザイン責任者はウェイン・バージェス(Wayne Burgess)氏。足元は15インチホイールにヨコハマ「アドバンA052」タイヤを組みます。
インテリアはカーボンを多用した新設計で、専用メーターや3本スポークのステアリングなどで構成されます。ダッシュボード、ドアカード、リアパネルにはカーボンファイバーを採用し、オプションのヘルメット収納も用意されます。
さらに、センターコンソールには、ブライトリングと共同開発した2つのラリークロノグラフも配置されます。
運転支援の電子制御を持たず、パワーステアリングやABS、トラクションコントロール、ブレーキサーボを備えません。ブレーキはフロントに300mmの2ピースベンチレーテッドローターと4ポットキャリパー、リアに260mmソリッドローターと2ポットキャリパーを採用します。
パワートレインは2種類で、注目は完全新設計の「TEN-K(テンケー)」。2.152リッターの自然吸気直列4気筒です。
16バルブヘッドやF1由来のポート/バルブジオメトリー、ベルト駆動カムシャフト、個別スロットルボディを採用し、重量はわずか85kgとされています。最高出力330psを発揮し、その名の通り1万回転まで吹け上がります。
トランスミッションは、5速ドッグレッグ式MTで後輪駆動です。ボアハムは加速性能を公表していませんが、目標車両重量895kgに対して最高出力330psという、軽量・高出力の組み合わせが特徴となっています。
もう一方は、標準エンジンとなるツインカムです。1968年のアラン・マン・レーシング製モータースポーツエンジンへのオマージュとして用意され、排気量は1845ccのインジェクション、最高出力185psを発揮します。ストレートカットの4速MTと組み合わせ、8500回転まで回ります。
価格は29万5000ポンド(約6276万円 ※2026年6月中旬時点)からです。
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フォードとの公式ライセンス契約のもと完全新造される、世界150台限定のエスコート Mk1 RS。2年・2万マイルの保証も付帯し、初代エスコートRSの系譜を現代の技術で再構築した1台です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。








































