小さくても“超本格派”! シリーズ最小「全長4.6m級」ボディで「家族で乗れる」&「悪路」もイケる! プロも唸る“新型5人乗り”SUV「ランドクルーザーFJ」驚異の走りを体験した!

トヨタから2026年5月14日に発表された新型「ランドクルーザーFJ」のオフロード性能を、ファンイベント「ランドクルーザーフェス ジャパン 2026」でいち早く体験してきました。シリーズ最小サイズの“新型FJ”はどのような走りをみせてくれたのでしょうか。

小さいのに頼れる! 見た目以上の悪路走破性

 トヨタから2026年5月14日に発表された新型「ランドクルーザーFJ」。多くのファンが待ち望んだこの“新型FJ”のオフロード性能をいち早く体験できるイベントが、2026年6月14日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された「ランドクルーザーフェス ジャパン 2026(ランクルフェスJAPAN)」で実現しました。

 ランドクルーザー(ランクル)シリーズで最もコンパクトなボディ(全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mm)でありながら、歴史あるその名に恥じない圧倒的な走破性を、オフロードのプロによる同乗走行で確かめてきました。

 今回、ランクルフェスJAPAN会場に設置された特設の試乗コースでは、オフロード走行を熟知したインストラクターの隣に同乗する形で試乗が行われました。

 コースで最初に体験したのは、車体が大きく傾く「バンク」と呼ばれるセクションです。

 前輪がバンクの頂点にくると、メーターに設置された傾斜計の針は25度を指し、体感的にはかなりの角度に感じられます。しかし、新型ランドクルーザーFJの車体は安定そのもの。

 インストラクターによると、「クルマとしてはまだまだ余裕があります。いざとなれば30度以上も可能ですが、安全を考慮してこのあたりで」とのこと。ランクルシリーズの一員として、高い基本性能が与えられていることが分かります。

25度程度の傾斜を新型「ランドクルーザーFJ」は余裕で走破していました
25度程度の傾斜を新型「ランドクルーザーFJ」は余裕で走破していました

 続いてはモーグルセクションへ。

 ここでは、凹凸の激しい路面でタイヤが浮き、対角線上の2輪が空転してしまう「対角線スタック」が起こりやすい状況です。実際に、新型ランドクルーザーFJがその地点まで進むと、左前輪と右後輪が宙に浮き、それ以上前進できなくなりました。

 しかし、ここで慌てる必要はありません。

 インストラクターは「ここからアクセルを少し踏み込んでいけば安全に通過できます」と落ち着いて操作します。

 すると、「ギュギュッ」という音とともに、空転していたタイヤにブレーキがかかり、グリップしているタイヤに駆動力が伝わって、何事もなかったかのように脱出しました。

 これは、新型ランドクルーザーFJに搭載された「アクティブトラクションコントロール」という電子制御の効果です。

 ドライブモードの切り替えで、オフロード走行用の「L4」レンジを選択している際に作動し、空転したタイヤにブレーキをかけることで、反対側のタイヤを動かしてスタックからの脱出を助けます。

 ドライバーは特別な操作をすることなく、アクセルを踏むだけでこの強力なサポートを受けられるのです。

 インストラクター曰く、ランドクルーザーFJは上級モデルの「ランドクルーザー300」シリーズなどに比べると、サスペンションのストロークが短くタイヤが浮きやすい場面があるといいますが、この電子制御によってその弱点をカバーし、ランドクルーザーの名に恥じない高い走破性を確保しているそうです。

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