フォルクスワーゲン「ゴルフ トゥーラン」に待望のクリーンディーゼルモデル追加 初試乗で驚きの静粛性を体験
フォルクスワーゲンのコンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」に待望のクリーンディーゼルモデルが追加され10月1日(月)より発売開始。今回、早速試乗してきました。
優れたランニングコストが魅力のクリーンディーゼルエンジン搭載
フォルクスワーゲンのコンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」に待望のクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「ゴルフ トゥーラン TDI」が10月1日(月)から発売されました。
「ゴルフ トゥーラン TDI」に搭載されている最高出力150PSのクリーンディーゼルエンジンは、6速DSGが組み合わされる事で、JC08モードで19.3km/Lの高い燃費性能と経済性を実現しています。
今回試乗した「ゴルフ トゥーラン TDI ハイライン」の静粛性には、じつに驚かされます。ディーゼルエンジンの特徴でもあるエンジンのガラガラ音が、車内に響いてきません。さらには、アクセルを踏み込むとガソリンエンジンかと思わせるような自然な加速感も味わえます。
7席3列ミニバンながらゴルフ譲りの走りは、コーナーリングもストレスなく旋回し、軽快にハンドル操作が可能です。ディーゼルエンジン特有のトルクフルで力強い加速性能は、高速道の追い越し時においてもその威力を発揮します。
荷室も充分な広さを確保している「ゴルフ トゥーラン」は、フレキシブルなシートアレンジにより、大容量ラゲッジスペース(137リッターから1857リッター)を確保しています。3列目を格納し、2列目と助手席を倒すことで、サーフボードのような長尺の荷物も積載可能です。
フォルクスワーゲンの広報にお話をうかがってみたところ、お子さんが小さい方などは「ゴルフ トゥーラン」よりも車体サイズが大きく、後席にスライドドアを装備した「シャラン」を選び、お子さんが大きくなりドアの開閉を問題なく行なえるようになった時点で、車体が一回り小さい「ゴルフ トゥーラン」に変更する方もいるそうです。
クリーンディーゼルエンジンを手に入れた「ゴルフ トゥーラン」は、日本の厳しい排ガス規制にも適合し、走行性能も安全性も高く、さらにはエコカー減税対象のミニバンです。
価格(消費税込)は、「Golf Touran TDI Comfortline」(ゴルフ トゥーラン コンフォートライン)が369万9000円、「Golf Touran TDI Highline」(ゴルフ トゥーラン ハイライン)が407万9000円です。ボディカラーは、6色用意されています。
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