新車2812万円! 三菱「新型“精悍モデル”」発表! 7.5リッター「直6ターボ」搭載で最大85人乗れる! 「生産終了」も予定される路線バス「エアロスター」新モデル登場
三菱ふそうは新型路線バス「エアロスター」を発売しました。どのように進化したのでしょうか。
これが最後の「エアロスター」になるのか
三菱ふそうは2026年5月19日、新型路線バス「エアロスター」を発売しました。
どのように進化したのでしょうか。
エアロスターは1984年に登場した大型路線バスです。従来の「MP」シリーズなどを一新し、モノコックボディからスケルトンボディに変更。
また、フロント左側下部には小型ウインドウを設け、安全確認をしやすくしたほか、空気圧により軽い操作でシフトチェンジを可能としたフィンガーシフトを採用するなど、安全性や乗務時の快適性も高めています。
1996年には2代目にフルモデルチェンジした「ニューエアロスター」が登場しました。曲線も多用した初代とは異なり、直線基調のシンプルなデザインを採用。
またいち早くノンステップバス(三菱ふそうの呼称では「ノーステップバス」)も設定し、低い専用ボディを持ち、後部までフラット化を図ったモデル(通称:ペタノン)をリリースしています。
2007年に発売した平成17年排出ガス規制適合車(PKG-)では、日産ディーゼルからエンジンの供給を受けたほか、従来のノンステップ仕様を廃し、ワンステップ仕様をベースに低床化を図ったモデル(通称:ゲテノン)を設定。
このノンステップ仕様では、室内空間の天地方向が大幅に拡大されるとともに、中扉以後の後席は高い位置に設置されています。
なお、2010年に発売の平成21年排出ガス規制適合車(LKG-)では、再び三菱ふそうのエンジンに戻されています。
2014年にはおよそ18年ぶりとなるデザイン刷新を含めた大幅マイナーチェンジが実施され、ヘッドライトは角形4灯から精悍なデザインの異型2灯に変更。フルモデルチェンジ並みのイメージ変更を図っています。

今回、JH25燃費基準(令和7年度重量車燃費基準)を達成し、安全・環境法規に適合した新型モデルが登場しました。
搭載エンジンは270馬力を発揮する7.5リッターの直列6気筒ディーゼルターボ「6M60」に変更はなく、組み合わせるトランスミッションもアリソン製6速ATです。
いっぽう、新たにタイヤに関するR142(R54)法規への適合により、低転がり抵抗タイヤを採用することで、燃費性能を向上しています。
また車両の電子制御システムに対する不正アクセスや改ざんのリスクを低減するサイバーセキュリティ対策を全車に導入し、国際的な要件に沿った安全な車両運用を実現しました。
ラインナップは従来通り、ノンステップとワンステップを設定。ノンステップはホイールベース4995mmのK尺、5550mmのM尺を用意します。乗車定員は78〜80名です。
ワンステップはホイールベース4800mmのK尺、5300mmのM尺、6000mmのP尺を用意します。乗車定員は80〜85名です。なおワンステップには自家用向けトップドアの「ワンステップ特別仕様」も用意しています。
新型エアロスターの価格(消費税込)は、ノンステップ・K尺(型式:2WG-MP38FKF)で3285万5000円、ワンステップ・M尺(型式:2WG-MP35FMF)で2812万9000円です。
なお、三菱ふそうは2025年8月に、台湾の鴻海精密工業と共同でZEV(ゼロエミッション車)について協業する合意を交わしており、2026年1月には新会社を設立する合意を締結しています。
そのいっぽう、三菱ふそうではディーゼルエンジンの大型路線バスを販売終了する方針を明らかにしています。
そうしたなか発表された新型モデルですが、エアロスターとしては最後のモデルになると見られており、今後の動向にも注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

































