トヨタ「新型ヴォクシー」ガソリン車廃止でスタート価格375万円からに 黒グリルと豪華内装に「真っ黒になって重厚感がある」との声 一方で「カッコいいけど高くなった…」とシビアな意見も
トヨタは2026年5月6日、ミドルサイズミニバン「ヴォクシー」に一部改良を施し、販売を開始しました。同モデルに対し、ネット上やSNSでは様々な反響が寄せられています。
進化を遂げた人気ミニバン
トヨタは2026年5月6日、ミドルサイズミニバン「ヴォクシー」に一部改良を施し、販売を開始しました。
この改良では、カーボンニュートラル社会への対応を見据えたパワートレインの再編のほか、内外装のデザイン変更や安全・快適装備の充実が図られています。
今回の改良における特に大きな変更点は、パワートレインのラインナップ整理です。これまで設定のあった2リッターガソリンエンジン搭載車が廃止され(ウェルキャブ仕様を除く)、全車が1.8リッターハイブリッド車へと一本化されました。これにより、ヴォクシーは優れた環境性能と燃費性能を両立するハイブリッド専用モデルとしての性格を強めています。
エクステリアでは、フロントフェイスの質感が向上しました。フロントグリル本体にブラック加飾が施され、より精悍な印象となっています。また、新設定のボディカラー「ニュートラルブラック」を選んだ場合、グリルガーニッシュもブラック加飾となり、重厚で存在感のあるスタイルを演出します。
灯火類は、マニュアルレベリング機能付きのリフレクター式LEDヘッドランプ、LEDターンランプ、デイライト機能付きLEDクリアランスランプが全車に標準装備されました。上級グレードの「S-Z」では、オプションでオートレベリング機能付きのプロジェクター式LEDヘッドランプも選択可能です。足元では、17インチアルミホイールが切削光輝にブラック塗装とダーククリアを組み合わせた新仕様に変更されています。
インテリアにおいても各所の素材や仕上げが見直され、シフトノブやウインドウスイッチ周りのパネルには、全グレードでピアノブラック塗装が採用されました。特に「S-Z」グレードでは内装の質感が大幅に高められており、メーターフードへの表皮巻きとステッチ加工、インストルメントパネルやドアトリムへのスエード調表皮の採用が行われています。さらに、パネルへのステッチ追加やシート表皮のデザイン変更も実施され、視覚と触感の両面から上質さが追求されています。

機能面でも視認性や利便性を高める装備のアップデートが実施されました。メーターパネル内の液晶ディスプレイは全グレードで大型化され、「S-Z」では従来の7インチから12.3インチへ、「S-G」では4.2インチから7インチへとそれぞれサイズアップしています。
安全装備としては、前後方の映像を記録するドライブレコーダーが「S-Z」に標準で備わり、「S-G」にはメーカーオプションとして用意されました。また、利便性を向上させるワンタッチスイッチ付きのデュアルパワースライドドアが、「S-G」グレードにも標準装備となっています。
走行メカニズムにおいても改良が加えられ、ショックアブソーバーの減衰力が最適化されたことで、路面からの衝撃が緩和され、乗り心地が向上しました。
さらに、防音材の配置を最適化することで車内へのノイズの侵入が抑えられ、静粛性も高められています。ハイブリッドの四輪駆動モデル(E-Four)には、雪道での走行安定性をアシストする「SNOW EXTRAモード」が新たに追加されました。
改良された新型ヴォクシーの価格は、消費税込みで375万1000円から438万200円です。
最新のヴォクシーに対し、ネット上やSNSでは「フロントが黒で引き締まって一気にカッコよくなった!」「新しいアルミホイールが精悍で良い」「新色のニュートラルブラックだとグリルも真っ黒になって重厚感がある」など、よりクールでスタイリッシュに進化した外見を歓迎する意見が多数見られます。
また、「メーターが12.3インチに大型化されて、やっと今風のデジタル感が出た!」「ピアノブラックの塗装やスエード調の素材が追加され、内装の高級感が増した」など、視認性の向上や、ワンランク上の上質感を評価する書き込みが多くなっています。
一方、「純ガソリン車がなくなってしまうのは、時代の流れを感じる……」「価格の安いガソリン車を狙っていたので、ハイブリッドのみだと実質的な値上げになってしまって残念」など、カーボンニュートラルという方向性に理解を示しつつも、購入予算のハードルが上がってしまったことへのリアルな声が少なからず寄せられています。
改良型ヴォクシーは、「外装のカッコよさ」や「内装・機能面の進化」といったプロダクトとしての魅力度は非常に高く評価されていますが、反面、一番安価だったガソリンモデルが消滅し、スタート価格が375万1000円からとなったことで「予算的に厳しくなった」と感じるユーザーも多く、時代の転換点を感じさせる反響と言えそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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